「人に合わせるってしんどい」
「そもそもあんまり誰とも絡みたくない」
以上が、私の根底にある本性です。
こんにちは、どぶのごみ子です。
人間に生まれたくせに何言ってんだよって感じですが、人付き合いが苦手で下手で嫌いな私は、自分以外の人間と中々仲良くできません。
それについて「群れで生きる人間に生まれたのに仲良くできない私は、宇宙一のダメ人間だァァァ!!」と自分を責めて、人間嫌いを克服しようと努力した時期もあったのですが、なんていうか今思えば完全に徒労でした。
ムリなものは、ムリ。
今じゃすっかり人間嫌いの克服は諦めて生きています。
人間嫌いをどう克服するかよりも、人間嫌いのままどうやって世間と調和して生きていくかを考えることにした次第です。
どうやら真の人間嫌いの私には今の生き方のほうが合っていたようで、無理して克服しようとしていた頃より、気楽に生きられるようになりました。
ということで今回のテーマは「人間嫌いでも人生なんて案外楽しい」です。
人間嫌いってどんな人
人間嫌いな人とは、「他人との付き合いを嫌う人・他人を嫌厭しがちな人」です。
「厭人家(えんじんか)」なんて呼ばれ方をすることも。
人間嫌いになる理由は人それぞれですが、過去に誰かから人嫌いになるような仕打ちを受けたトラウマ型と、ただ他人に興味が薄く1人でいるのが好きな生まれつき型がいます。
人間嫌いのまま生きてくのは悪いことじゃない
「人付き合いが多いほうが人生は豊かだから、人脈は大切にするべき」
みたいな価値観は昔から存在しますし、良かれと思ってそう説いてくる人もいます。
うっさいですよね。
お前がそう思うならお前は勝手にそうやって生きろよ、こっちはこっちで精一杯生きてんだよって話です。
確かに人脈に助けられるなんてことは存在するとは思います。言ってることは間違ってないかもしれません。
しかし、だからといって嫌々人付き合いをしてストレスを溜めつつ生きていくのが豊かな生き方なのでしょうか。大切にするべきものを自分で考えて決めることは悪いことですか。
私はそうは思いません。
価値観なんて個人の感覚だし、好き嫌いなんてただの趣味嗜好だと考えるからです。
豊かさの基準も、大切にするべきものも、生き方も、個人の自由であり人様に迷惑をかけない限り好き勝手やっていいはずです。
人間嫌いを克服したい、と思うならすればいいし、人間嫌いのまま生きていこうと思うならそう生きればいい。それだけの話だと思います。
誰かの声や世間の空気に流されたって、納得しないまま生きるのはつらいです。
人間嫌いの生き方とは
人間嫌いを貫いて生きようと思ったら思ったで、不安が生じることもあると思います。
ということで超絶個人的見解ではありますが、人間嫌いにおすすめの仕事や暮らしぶり、恋愛の始め方をざっくりお話ししたいと思います。
仕事
人間嫌いの人が一番の理想とするのは、こんな仕事ではないでしょうか。
- 無理を言う客がいなくて
- 個人で作業ができて
- 社員同士の関係が薄い会社
そんな人間嫌いの人におすすめな仕事は、オフィスで1日中パソコンに向かって作業をしたり、個人で集中してできる仕事です。
漫画家や小説家、職人なんかでもいいんですが、現実的なことを言えばIT関連や工場、清掃、事務などの仕事でしょうか。
ただし、人間嫌いでも仕事となれば案外お客さんとは喋れるもんなので、結局は職場内の関係が希薄なところが重要なのではないかと考えています。
ちなみに現在の私はweb関連の会社で働いていますが、目の前にいる相手にも平気でメールで連絡して、一日誰とも口を利かないなんて日もざらです。
恋愛
人間嫌いな人にとって、恋愛は最難関項目だと思います。
なぜなら人間嫌いな人は人間不信に陥っている人が多く、なかなか他人を好きになれないからです。
もちろん、人間嫌いだから恋愛にもさほど興味がない、という人も少なくありませんし、それはそれでいいと思います。
ただ、人間嫌いだけど恋愛や結婚はしたいと考えている場合、少々ハードモードになることを覚悟したほうがいいかもしれません。
また、恋愛を始める方法として合コン・紹介・婚活パーティ・出会い系アプリなどは人間嫌いの人には不向きです。
理由はこれらの方法は仲良くなるまでのスピードが重視されがちだから。
人間嫌いな人が相手を信頼して心を開くには時間が必要です。
できたら学校・バイト先・職場・習い事など、ゆっくりと相手のことを知っていける場で相手を探したほうが恋愛に発展する可能性は高いと思います。
暮らし
暮らしはこの中では一番難易度は低めです。
だってとにかく好きなように生きればOKだから。
人付き合いが嫌なら極力避ければいいですし、家族と離れたければ1人暮らしをすればいいだけです。
仕事終わりや休日を充実させるために、何か趣味があれば言うことなし。
また人間嫌いで人を遠ざける分、何かあったときに助けてくれるのはお金です。
幸い、人間嫌いな人は普通の人よりも交際費がかからないはずなので、せめてその分だけでもちまちまと貯金することをおすすめします。
人間嫌いな生き方まとめ
人間嫌いな生き方は人生を損をするという考え方も存在しますが、損得なんて個人の価値観ですし、そもそも損得で人生が計れるものなのかも疑問です。
確かに人間嫌いのせいで仕事や恋愛で苦労する、ということだって生きてりゃあるかもしれませんが、人間嫌いに関係なく仕事や恋愛で苦労しない人間はいません。
皆各々仕事ができないとか、好きな人を前にするとテンパるとか、人から見たらくだらないとも取られかねない理由で苦労しながら生きてると思います。人間嫌いも同じです。
だから「人間嫌いな自分が嫌いだ」と自己嫌悪に陥ったり「人間嫌いだから勤まる仕事なんてない」と悲観的になったりする必要は全くないと思います。
人間嫌いなら人間嫌いでいいではないですか。
誰も攻撃せず、ひっそり生きていく分には自由です。
ということで、私は今日もネットスーパーで仕入れたものを食べ、アマゾンが運んできた本を読んで、1人でこそこそと暮らします。
んじゃまた。