生きていると稀に、
直感的に関わらない方がいい。
と思う人と出会うのですが、そんなときはその直感を信じて素直に相手から離れるようにしています。こんにちは、どぶのごみ子です。
人間にはそれぞれ個体差があるので、関わらない方がいい「自分にとって害となる人」がいます。
相手の真の姿が善人なのか悪人なのかは全然どうでもいい話で、自分をかき乱す人やどう転んでも通じ合えない人などは、自分にとっては害がある関わらない方がいい人です。
ということで今回は『関わらない方がいい人だって直感は、嫌いにならないための工夫』がテーマです。
関わらない方がいい人だ!と直感するのはこんな時
相手に目立った非がなくても、直感的に関わらない方がいい人だと思うことがあります。
そう思うのは、たとえばこんな時。
一緒にいて疲れる時
何か嫌なことを言われたわけでもされたわけでもないのに、一緒にいるだけで疲れると感じた時は、直感が関わらない方がいい人だと訴えているのだと判断します。
とはいえ、他人といると疲れるのはそんなに珍しいことではありません。
あまり親しくない人と一緒に過ごせば気を張って疲れますし、自分に余裕がない時も他人といると疲れることがあります。
ですが、どのタイミングで一緒にいても疲れる、そしてその疲労具合が毎回とびきり大きいという場合は、自分が何かしら無理をしないと一緒にいられない相手です。
生きていると時には無理をしてでも相手と関わらないといけないシーンもありますが、常に無理をして生きるほどドMでもないので、必要に迫られない限り関わらないようにします。
言ってることが理解できない時
業務連絡のような話は別として、相手から振られるちょっとした小話がほぼ毎回理解できなかったり、共感できないことのオンパレードだったりする時も、関わらない方がいい人だと直感します。
大した目的がないゆるい会話は、内容のほとんどが話し手の「主観」で構成されているので、相手の話に全く理解共感ができないということは価値観がごっそり違っている可能性が高いです。
言ってることが理解できない人の目には、自分も「理解できない宇宙人」として映っているはずなので、深く関わらないほうがお互いのためでしょう。
相容れない変化を感じた時
たとえ親しくしていた人であっても、関係に相容れない変化を感じたら、関わらない方がいい人だと結論付けます。
つまりどういうことかと申しますと、シンプルに「昔は一緒にいて楽しかった関係」が「最近は一緒にいてもそんなに楽しくない関係」になったら、残念な気持ちはあれど交流を諦めるということです。
よく漫画やドラマなどで「昔のお前はそんなんじゃなかった…」みたいなセリフがありますが、人間は日々を重ねながら常に変わる生き物なので変化して当然なんですよね。
そして、お互いの変化を受け入れてずっと楽しくいられることもあれば、そうではないこともあるという話。
もちろん「今日楽しくないからもう縁切る」みたいな短絡的な考えではなく、時間をかけて判断しますが、時の経過とともに変わっていくこともあるのが人間関係だと、私は思います。
どう考えても関わらない方がいい人の特徴
関わらない方がいい人かも?と思う相手をよく観察してみると、以下のような「どう考えても関わらない方がいい人の特徴」を持っていることがあるので、よければチェックしてみてください。
ただし「単にガチで相性が悪いだけ」の場合もあるので、最終的には自分の直感を信じることが大切です。
場を乱す人
空気が悪くなる発言を堂々としたり、満場一致でまとまりかけていたところにいらない一石を投じたりする、場を乱す人は関わらない方がいい人です。
本人としては、相手のためという善意だったり、注目されたいという自己承認欲求だったり、本当に何も考えていないだけだったりと、何かしら場を乱す理由があるのでしょうが、近くにいると必然的に場を再構築する役割を任されるので、気遣いを大量搾取されエネルギーを消耗します。
「何でそういうこと言っちゃうかな」みたいなイライラも募りやすいので、関わらない方がいいです。
病むと周囲を振り回す人
悲しいことがあるたびに長電話をかけてきたり、落ち込むたびに死ぬと言ってみせたりする、病むと周囲を大胆に振り回す人も関わらない方がいい人ですね。
理由はとても簡単で、病んでいる本人も大変だとは思いますが、病んだ人間に振り回される側の人間も、なかなかに大変だからです。
「自分が関係を絶ったら相手はまた病むかも」という優しさで離れる決心ができない人も多いですが、躊躇いなく周囲を振り回せる人の神経はだいたい図太いのでご心配なく。
思い込みが激しい人
「~かもしれない」を大幅に簡略化して「~だ!」と思い込んでしまう人も、関わらない方がいい人でしょう。
思い込みが激しい人は視野が狭く、一度「自分が正しい」と思い込んでしまうと絶対に覆らないので、対等な意見の交換ができません。
意見のすれ違いが生まれるたびにこちらが折れることとなり、心地いい関係を構築するのが難しい相手のため、深く関わらない方が無難です。
持ち上げられたがる人
いつでも自分が話の中心にいないと気が済まない人や、自分を褒めるよう会話を誘導する人は、承認欲求強めの持ち上げられたがる人です。
確かに、特別扱いされたり褒められたりするのは気持ちが良いですが、その気持ちよさの虜になってしまった人は、扱いがめんどくさすぎるので関わらない方が吉。
持ち上げられたがる人は「自分は持ち上げられて当然」と思っているわけで、それってつまり思い込みが激しい人とも言い換えられ、関わらない方がいい人の中でも危険指数が高いです。
なんかもう会話するのがめんどくさい人
すごくざっくりまとめましたが、ネガティブな発言が多い人、悪口ばかり言う人、いつも一言多い人、みたいな「あーなんかもう話すのめんどくせぇ…!」となる人も、関わらない方がいい人です。
理由を明確に言語化できなくても「話したくないな」と感じるなら、それはこれ以上関わらない方がいいという究極の直感だと思います。
関わらない方がいいと直感した人とは離れるのが一番
です。そこに明確な理由も周囲の同意も必要ありません。
世の中には「腹を割って話せば、どんな人ともわかり合える!」「苦手な人の良いところを見つけて愛していこう!」みたいなことを言う人も存在して、大層立派な心の器を持っていらっしゃるのだと尊敬の念に堪えませんが、そんな人を前にしても私は
むりみざわ~~~。
と指をフリフリしながら叫びたい。
心からの言葉で話せば話すほど平行線をたどる相手や、良いところを血眼で探しても一生見つけられない相手っている。絶対に。
というのが私の主張です。
しかし「関わらない方がいい人だって直感がいうから、私今日からあなたと話すのやめます」とか言うのは人としてヤバすぎるので、関係ごとに離れ方を考えてみました。
友達なら少しずつフェードアウト
友達なら自分から遊びに誘ったり連絡したりしないようにして、距離を取りそのままフェードアウトするのがいいでしょう。
友達が異変に気付いて「何かした?」とか聞いてきても、もう関わる気がないならわざわざ伝える必要はありません。揉めるだけです。
友達は「同じコミュニティにいる別の友達」とかを通じて、関わりを完全に断ち切れないこともあるため、関わらない方がいい人だと直感したならふんわり切り離した方が丸く収まります。
職場の人なら仕事以外の関わりを絶つ
職場の人なら仕事以外の会話を避け、必要最低限以上関わらないようにしましょう。
ただし、関わらない方がいいと決めた相手と、その他の人たちとであまりにも態度に差をつけると、当然職場トラブルの元になります。
自分のキャラクターや、周囲に取る態度とのバランスに気を配るのがポイントです。
なお、職場の人と距離を置く詳しい方法については、こちらのブログで書いています。
家族や恋人なら一言伝えた方が◎
家族の元から黙って離れると捜索願とか出されるかもしれませんし、恋人の前から突然消える人も「別れ話もできないクソ野郎」という扱いになるでしょう。
よって、家族や恋人に対してこれ以上関わらない方がいい人だと直感した場合は、離れる意思を伝えた方がいいです。
恋人との関係を断つ場合はシンプルに「別れましょう」と言えばいいのではないでしょうか?
不安なら「別れ話 切り出し方」とかでググれば、恋愛に関する大手メディアがザクザク出てくると思うので参考にしてください。
そして家族に関しては「別れましょう」の一言だけでは片付けられないことが多すぎるので、離れる難易度としては最高位です。
ハッキリ伝えると必死に説得されて余計にめんどくさい事態を招くこともあるので、要は「旅に出ます。探さないでください」みたいなことが伝えられれば嬉しいのですが難しいですよね。
ちなみに、家族と断絶状態にある私が放ったお別れの言葉は、ある夜突然の「明日、引っ越すから」でした。
我ながら超絶微妙なワードチョイスだと思いますが、今まで10年以上も音信不通状態を維持してくれているので、ニュアンスは伝わったのでしょう。
関わらない方がいい人だ!という直感は意外と当たる
と思いますし、関わらない方がいい人かも?と探っている段階なら、もしも直感が外れても「なんだ、良い人だったんじゃん~」となるだけなので、用心するに越したことはないです。
自分にとって関わらない方がいい人と適切に距離を取ることで、相手のことを嫌いにならずに済み、結果として人間関係が円滑になります。
この世には「友達100人できるかな♪」なんて歌う末恐ろしい童謡もありますが、たとえ友達が100人できても嫌いな人が200人いれば、結局はしんどい気がするのです。
自分の世界を平和に保てるかは、最終的に自分自身に委ねられているので、できるだけ穏やかな場所になるようにしたいですね。
んじゃまた。