ラブホ清掃バイトのきついところ8選。きついラブホの見極め方も

ラブホ清掃バイトのきついところ8選。きついラブホの見極め方も 雑記
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あいかわらずのレア出勤ではありますが、ラブホテルで清掃バイトをしてもうすぐ2年。

すっかり爆速で仕事ができるようになりました。こんにちは、どぶのごみ子です。


しかし、おかしいのです。

2年も働けば後輩バイターとかも続々入ってきて、先輩風をピーピー吹かせられる頃合い。


にもかかわらず、未だに後輩バイターがほとんどいないのだが??


人手が足りていて求人を出していないから、私が末っ子ポジを務め続けているわけではありません。

2年間求人を出し続け数多の「後輩バイター予備軍」が入ってきましたが、皆入ってきては辞め、入ってきては飛び誰も続かなかったので、未だに私がマンネなのです。

ちなみに、私が働くラブホは周辺の他ホテルよりも時給が高いですし、時給で働くバイトだからこそサービス残業なんてものもありません。

ちゃんと有給も取れるうえ、週1出勤の私にすら時おり寸志のようなものをくれるので、ブラックバイトではないと思うのですが…。

別に、ラブホバイトに限らずどんな仕事でも「自分に合わない」「自分にはきつい」と思ったら、すぐにでも辞めたらいいと思います。

ただ、ぶっ飛びスピードでの退職って、辞める方も辞められる方もしんどいので、できれば避けたいところ。

バイトする前に現実を知っていれば「思ってた以上にきつかったので辞めます」というのを回避できるかもしれません。


ということで今回は「ラブホでバイトするなら、ゴリゴリにきついと思っておいて損はない」がテーマです。
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きついだけじゃない?ラブホバイトのいいところ

きついだけじゃない?ラブホバイトのいいところ

ラブホバイトのきついところだけを書くと、ものすごいヘイトブログになりそうだったので、ラブホバイトのいいところも一応お伝えしておきます。

ラブホバイトのいいところは、個人的にはこんな感じ。

  • 接客しなくていい
  • 人間観察が楽しい
  • 髪色自由
  • 満室のときはちょっと休憩できる
  • なんか色々もらえる

個人的に、接客が一切なくて人間観察がこれほど楽しいバイトは稀少なので、私はラブホバイトが好きです。

ちなみに、ラブホの清掃バイトはお客さんが退室しない限り仕事がないため、満室になるとすることがありません。だらだらお菓子を食べたり、だらだら客室用のタオルを畳んだりして過ごします。

また、私が働くラブホだけかもしれませんが、仕入先の変更や客室リニューアルで使わなくなったもの(シャンプーとか家電とか)が出ると「欲しい方どうぞー!」と自由に持って帰れるのも嬉しいです。

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ラブホバイトのきついところ8選

ラブホバイトのきついところ8選

ここからは、いよいよ肝心のラブホバイトのきついところを紹介します。

個人的にきついと感じたこと、自分はきつくないけどきつそうな人が多いこと、ごちゃ混ぜです。

想像以上に汚くてきつい

ラブホバイトがきついと言われる1番の理由は、やっぱりこれ。

想像に難くないことだとは思いますが、恐らくあなたが想像している以上に、ラブホの清掃バイトは汚いです。


きれいに客室を使ってくれるお客さんが大半ではあるものの、時にはこちらが想像する斜め上どころか、雲の上までぶっ放す勢いで部屋をバチボコ汚してくれるお客さんも珍しくはありません。

食べ残しや飲み残しはもちろん、血まみれのベッド、排泄物だらけの風呂場、何でそこに?みたいな場所に張り付いてる使用済みコンドームは比較的よく見ます。

生まれるとき常識って概念ごとゆりかごに置いてきたとしか思えない、痰まみれのテーブルもありましたねぇ…。


こんなあれこれにも、ラブホバイターは果敢に立ち向かわなくてはいけません。

ラブホの清掃バイトなんて所詮「汚物清掃係」です。

意外と神経を使ってきつい

清掃マニュアルが厳しいラブホだと、覚えることが多いうえ意外と神経を使うのできついと感じる人が多いです。

たとえばうちのラブホは、ベッドシーツを織り込む角度や洗面所に並ぶアメニティの順番、タオルの向きなどがすべて決まっています。

また「この部屋は照明を消す」「この部屋のブラインドは開ける」など、各客室ごとのルールも盛りだくさんで、めんどくさいことこの上なし。


しかも自分が清掃した箇所は、後で別のスタッフによるダブル・時にトリプルチェックが入るため、手を抜くと普通にキレられる仕組みです。


世間では「ラブホバイトはめっちゃ簡単!」と声高に言われており、確かに慣れればそうなのですが、あまりにも舐めて掛かると「案外覚えることあるやん…」とがっかりします。

体力勝負できつい

ラブホバイトは意外と重労働なので、体力的にきついです。

まず、掃除道具が入ったアホほど重たい清掃バッグを持って、働きアリのごとく早歩きで移動しまくるのがデフォルトであり、これがもう既にきつい。

さらに、

  • ベッドメイクのために何度も屈んだり、
  • 客に行方不明にされたスリッパを探すために床にへばりついたり、
  • 風呂場の水気を拭き取るために湯船のふちに上ってタオルを振り回したり…

と、とにかくアクティブに動きまくるので、勤務後はなんつーかもう「きつい、フルコンボだドンーーー!」みたいな状態になります。もちろん夏場は汗だく!


前述したように私はラブホバイトを気に入っており、きついと思うことは正直あまりないのですが、身体能力がクソザコなので体力面のきつさについてはいつも人一倍痛感しています。

手と爪がボロボロになってきつい

個人の肌の強さにもよると思いますが、ラブホバイトをすると高確率で手と爪がボロボロになります。

これは、バイト中何度も触るシーツやタオル、アルコールなどが、どんどん手の水分を奪っていくためです。


もちろんゴム手袋を装着してもいいですが、ゴム手袋を長時間つけることでかぶれや蒸れによるトラブルが起こることもあります。


よって、肌や爪が弱い人や「キレイな手」にこだわりがある人は、間違いなくラブホバイトをきついと感じるでしょう。

勤務時間が長くてきつい

ラブホは当たり前に24時間営業なので、バイトスタッフたちはだいたい「朝の人」「昼の人」「夜の人」という3つに分けられています。

しかし24時間を3で割るということは、1人あたり8時間は働く計算となり「そんなに長い時間体力勝負の仕事をするのはきつい」という人が少なくありません。(実際は6~7時間労働のラブホが多いけど、それでも長いよね!)


ただし、これに関しては夕方~夜の時間帯を狙うと「1日3時間だけでもOK」みたいなラブホも見つかります。実際私もこの時間帯を狙って1日4時間勤務。

夕方~夜は不倫カップルとか風俗利用とかで休憩のお客さんが増え、ラブホ清掃がもっとも忙しくなる時間帯なので、短時間勤務が叶うのです。


ただし「忙しい時間帯=仕事量が多い」ので、きつさが和らいでいるかは微妙なところ。

急かされるのがきつい

私はバイトを始めるまで知らなかったのですが、ラブホテルが満室になると部屋があくまで待つお客さんって意外といるのですね?

待つお客さんがいると、空き室が生まれた瞬間に部屋へ飛び込み、大急ぎで清掃する必要があるため心身ともにきついです。


特に新人の頃は、まだ慣れていなくて一挙一動に時間がかかるのに、周囲から「早く早く!」と急かされて気が気じゃないでしょう。

また、待っている客数が多いとどの部屋でもシャアザクみたいな動きを要求されて、疲れからつい「どんだけ世の中平和なんだよリア充死ね」と心が殺伐としてきます。


しかし2年働いて達した結論としては、客は待つほど欲求がアレしているのですから、急ぐのは「できる限り」でよく「必死」になる必要はありません。こちらが急ごうが急ぐまいが、どうせアレなんだから待ってくれます。

ケガが多くてきつい

上記の余談となりますが、狭いラブホの客室内を大急ぎでドタバタすれば、程度は小さいですがよくケガをします。

ドタバタしている最中にどこかにぶつけて、気づいたらアザやすり傷ができていることは日常茶飯事。

また、中には手荒れが悪化してばっくり切れてしまう人や、力仕事で腰や手首を痛めてしまう人も…。


軽い打撲やすり傷くらいならまだしも、日常生活に支障をきたすほどの手荒れや腰痛になるのは間違いなくきついです。


ちなみに私はうっかり客室のその辺でつまずき、足の爪を丸ごと一枚剥がして病院送りになりましたキッツゥ!(ただしこれに関しては私がどんくさいことが原因でありレアケース)

人間関係がきつい

「ラブホバイトはただ掃除するだけだから、人付き合いが苦手な人でもOK」とはよくいわれますが、そうはいっても1人ぼっちで仕事をするわけではないので人間関係で悩みきついと辞めていく人も多いです。そこに関しては、他の職場と何も変わりません。

確かに、仕事は掃除をするだけですし、最悪仕事中ほとんど話さなくても業務は何とかなります。


ですがそれは、裏で「あの人感じ悪いよねー」といわれても気に留めずにいられる人だけです。


ラブホバイトは24時間営業だからこそ抱えているスタッフ数が多く、スタッフ内で派閥があることも珍しくありません。

「ラブホで働けば嫌な人間関係とは無縁なんだ!」と大きすぎる希望を抱いてバイトすると、その希望は恐らく早々に打ち砕かれると思うのでご注意ください。


どんな仕事であっても誰かと一緒に働くということは、時にうまい立ち回りを要求されるということです。

きついラブホか見極めるポイント

きついラブホか見極めるポイント

ラブホバイトのきつさは働くホテルによっても違います。

私は「ラブホで働いてみたい!」というパッションだけでバイトに応募し、きついかもしれない…なんてことには一切考えが及んでいなかったのですが、人によっては「働く前にラブホバイトのきつさを見極めたいよ」という人もいるでしょう。

そこで最後は、きついラブホか見極めたいときに注目してほしいポイントを紹介します。

時給

高時給のラブホは、儲かっているから時給が高いのです。

儲かっているということはつまり忙しいということであり、業務量が多くきついでしょう。

とはいえこの世には忙しいのに低い時給しか出さない、きついを通り越したクソなラブホもあるので、それに比べればとても良心的なラブホといえます。


時給の良さに惹かれるか、時給の良さからきつい危険性を感じて避けるのかは自由なので、働く前はぜひ周辺のラブホと時給を比較してみてください。

部屋数

部屋数が多いラブホは、部屋のタイプをたくさん覚える必要がありますし、ホテル内の移動距離も長くなりやすいのできつい可能性が高いです。

もちろん、部屋数が多いラブホはそのぶんスタッフも多いでしょうが、スタッフが増えたとて覚えるべき部屋のタイプは減りません。


部屋数はラブホ情報サイトを見れば一発でわかるので、バイトする前に一度調べてみるといいでしょう。

部屋の作り

無駄に凝った部屋の作りをしているラブホは、確実に掃除がめんどくさいのできついです。

反対に言えば「ベッド+ちょこっとしたテーブル+ソファ」で構成されている、どこにでもあるチープなラブホは掃除も楽。


広い部屋、大きなベッド、豪華な風呂などなど、ユーザーならテンションが上がりそうな部屋が多ければ多いほど、清掃バイトの仕事はきつくなります。

「きついかも」と思っておくとラブホバイトはうまくいく

「きついかも」と思っておくとラブホバイトはうまくいく

ラブホバイトはきついのか?と聞かれれば、月並みではありますが「まぁきついこともあるかもね」というのが私の感想です。


ラブホバイターに最も求められる汚物耐性はぶっちゃけ働いてみないとわからないところがあり、いざやってみると耐性が付く人もいれば「やれると思ったけど自分にはムリ!」と判明する人もいます。

また、その他のきついポイントも、人によって感じ方は違いますからね。


よってラブホバイトに挑む際はとりあえず「クッソきついに違いない」と思っておけば失敗しないでしょう。


それに、いざ働いてきっつ!と思ったら、さっさと辞めればよいのです。大丈夫、ラブホはどこもスタッフに辞められ慣れているので、あなたがマッハで辞めたとて特段驚かれることはありません。


というわけで私のほうは、引き続きラブホバイト頑張ります。ちなみに昨日バイトに行くと、新人Aさんが飛んでおり新人Bさんが入店していました。Bさんの息長い活躍に期待です。

んじゃまた。