親に叩かれて育った子供はその後どうなる?叩く人になるって本当?

親に叩かれて育った子供はどうなる?叩く人になるって本当?生き方

こんにちは、ドブのごみ子です。


暴力は、嫌いです。
だって痛いし。
たぶん皆もそうでしょ?

しかしこれがしつけとなると、幾分話がこじれるようで。



とはいえ、私が子育てだのしつけだのについて、語る資格はありません。

だって、私は子供を育てた経験がないんですから。
子育ての大変さを知らず、子供を叱ったことがない私が「しつけとは~」なんて、とてもじゃないけど言えません。



でも、叩かれて育った子供がその後どうなるか、くらいなら語ってもいいと思っています。

何故なら、私は叩かれて育った子供だからです。
どんくらいってそりゃもう鼻血とかびゅーびゅー出ちゃうくらい。下手すりゃたまに頭から血ふいて縫うくらい。泣きすぎて吐くくらい。あ、大丈夫ですいっそ笑ってもらったほうが救われます。


我が家は過激すぎてあまり参考になりませんが、今回のテーマは「親に叩かれて育った子供は、その後どうなるか」です。


かつて非行に走った時期に非行仲間ができましたが、親との関係が良好だと答える人は一人もいませんでした。今回は自分自身+自分の周囲の人を元にお話しています。

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叩かれた子供が学ぶこと

叩かれた子供が学ぶこと

親からすれば叩くということに意味や、理由や、想いがあるのかもしれませんが、叩かれた子供が学ぶことは3つです。

  1. 叱ると怒るは同じであること
  2. 怒られたらひたすらに謝るべきであること
  3. 親は信用できないこと

全てが悲しく、間違っていますが、もう少し詳しく解説します。

1. 叱ると怒るは同じであること

辞書を引いてみたところ、【叱る】とは「目下のものの言動に対し欠点をとがめ戒めること、指導」で、【怒る】とは「感情の高ぶりや苛立ち、腹を立てること」という意味らしいです。全く別物ですね。


親が子供を叩くとき、ほとんどの親はプラスアルファで怒鳴ったり、汚い言葉を使ったりします。

しつけに限らず本当に気持ちを伝えたい時、人はついヒートアップしてしまうものですが、それでも叩く・暴言を吐くなどといった親の冷静さを欠いた姿は、子供の冷静さをも奪っていきます。


叩かれることの恐怖と痛み、というインパクト抜群の存在を前にすれば、どんな崇高なお叱りの言葉も子供には響きません。


子供からすれば怒鳴りながら自分を叩く親は、ただの怒っている人にしか見えず、【叱る=怒って叩くこと】だと学びます。

2. 怒られたらひたすらに謝るべきであるということ

親だって人ですから、間違うことだってありますよね。早とちりで叱ってしまうことだってあるでしょう。

しかし叱る行為の延長線上に叩くという行為がある場合、もしも誤解があったとしても子供はその誤解を解くことを放棄します。


誤解を解くことよりも叩かれる時間を短くすることが最優先、と考えるからです。


人間の脳は本能的に「生き延びることを優先する」ようにできていますから、外傷を何よりも避けるようにできています。

叩かれる時間を短くするには、何かをごちゃごちゃ言うよりもひたすら謝った方が早いということを、学んでしまいます。

3. 親は信用できないこと

叩く行為には一貫性がありません。
親の気力や体力、時間などの都合により、叩く回数やパワーは毎回変動するからです。


しかし子供にはそんなこと分かりません。
叩かれる子供は叩かれたくないが故に「どうしたら叩かれないのか」「何をすると叩かれるのか」を必死になって学ぼうとします。


そして途中で、親の叩くという行為に一貫性がないことに気づいてしまうのです。


一貫性がない行為をする親に気づいた子供は、次第に親を信用できなくなっていきます。

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叩かれて育った子供はその後どうなる?

叩かれて育つとどうなる?

共通しているのはどのケースでも、自ら生きづらい方向に行ってるということです。

非行に走る

叩かれる家に居場所を見つけられず、外で非行に走るケース。


もちろん非行に走る本人が1番悪いですが、非行に走る子供たちが抱える家庭事情の複雑っぷりったらありません。

自分と同じような境遇の仲間と出会うことで自分の居場所を見つけたような気持ちになり、さらに非行は加速します。


何かきっかけや本人の気づきで非行が収まればまだいいですが、中にはいつまで経っても収まらないどころか戻れないところまでいってしまう人も・・・

自分を責める

どんどん内にこもって自分を責めるケース。


叩かれた理由が理不尽であればあるほど「よくわからないが自分が悪いのだろう」とムリヤリ自分を納得させ、しまいには「親だけじゃなく何もかも全部自分が悪いんだ」という考え方に至ります。


常に自分を責める癖がついているため自分に自信もなく、どこか自己犠牲的で、幸せになるのを恐れたりします。

暴力的になる

こちらは家庭内で暴力を振るうケース。


幼少期から叩かれて我慢しながら育った子供が成長し、大人と同等の身体能力が備わった頃に起こります。

「今なら本気で暴れたら勝てるかもしれない」と子供が気づいてしまったら、それがスタートの合図。


家の中で始まった暴力行為が、結局外にまで向いてしまい、そのまま非行に走るケースへと繋がってしまうこともあります。

人間不信になる

親ですら信じられない人が、そう易々と他人を信じられるわけありません。これはどのケースの人でも共通して起こります。


基本的に誰の事も信じませんが、その中でも特に大人や先輩などは大の苦手。

理由は簡単で、親という自分よりも目上の存在に叩かれた・信頼関係を結べなかったという過去の記憶が、しっかり残ってしまっているからです。いわば目上の人トラウマ。


また、本当の気持ちや自分を隠すために意味のないバレバレな嘘を吐いたりすることもあります。

叩かれて育った子供は本当に叩く子供になるのか

よく聞くのが「叩かれて育った子供は人を叩く」という話。

これは本当に人それぞれで、叩かれて育ったからといって必ず誰かを叩くとは限りません。


しかし、上でも説明したように
親に叩かれたことが原因で誰かを叩いてしまう人が存在するのも事実です。



「うちの子供は親に叩かれても人を叩くことはしない」なんて誰にもわかりません。

叩いても子供に思いは伝わらない

叩いても子供に思いは伝わらない

叩くという行為は親からすれば愛情やしつけなのかもしれません。
しかし、叩かれた子供がその思いを正しく受け取れる確率はほとんどないと思います。



愛してるが故の行動が、正しく伝わらないのはとてももったいないですし、悲しいです。



叩いても子供にいい影響なんてありません。
仮に他者を叩かない人に成長したって、心の奥には叩かれた経験が眠っていて、大人になってからも生きづらい思いをする人はたくさんいます。

私は子育てについて語ることはできませんが、もしも子育てについてお願いすることが許されるのであれば、子供は叩かないでほしい、です。



叩かれたことだけが原因ではありませんが、現在私は自分の親と絶縁状態です。もはやいつから会っていないのか、正確な年数なんて忘れてしまいました。

私には無理でしたが、無理だったからこそ、自分以外の親子にはいつまでも仲良くいてほしいと、切に祈っています。




んじゃまた。