あの人が悪口言ってたよ、と告げ口する人の心理。どう対処するのが正解よ?

あの人が悪口言ってたよ、と告げ口する人の心理。どう対処するのが正解よ? 生き方
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あの人が悪口言ってたよ!と伝えられたときは間髪入れずに「サルミアッキが何だって?」と返すと、は?ってなって強制的に空気が入れ替わる。こんにちは、どぶのごみ子です。ちなみにサルミアッキは世界一まずいと称される飴ちゃん!


生きてると時たま「あの人が君の悪口言ってたよ!」と、他人が言ってた(らしい)自分の悪口をご丁寧に告げ口してくださる奴に遭遇しませんか。


そんなとき、皆様はどんな感想を抱くのでしょう。

ショックを受けたり、気にしちゃったり、イライラしたり?

感情なんて時と場合によりさまざまですが、心にはちょっとした木枯らしが吹くかもしれません。


なお、私は悪口を言った人ではなく悪口を告げ口してきた人に

うっさ。うっざ。

と思います。


悪口を告げ口してくる人間は、陰で悪口を言う人間よりも危険度高め。

そのような危険なチクリ魔は、プライベートなら真っ先に縁切り対象ですが、職場の人とか友達の友達とか、簡単に縁切りできない関係性だと対処に困ります。


ということで今回のテーマは『こういう話をすると「あー、女性は悪口多いもんね」とか言っちゃって、“自分が生きる世界はもっとクリーンです感”を出す男性がいるけど、小っちゃい人間性に性差なんてねぇよ』です。

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悪口を告げ口してくる奴が一番うざい説

悪口を告げ口してくる奴が一番うざい説

他人にそこまで興味がないうえ愚痴れる友達も少ないので、言う機会がほとんどないのですが、私は基本的に悪口肯定派。

「聞こえるように悪口」は相手を攻撃するただのチクチク言葉なのでよくありません。しかし「陰でこっそり悪口」くらいなら相手のいないところで勝手にストレス発散するだけなので、さほど問題ないのでは?というのが持論です。


だからこそ「問題ない裏の悪口」をわざわざ告げ口して「問題ある表の悪口」にしちゃう奴がわけわかんない。



悪口を告げ口する行為は、悪口を聞かされた人の心を曇らせるうえ、悪口を言った人の信頼まで踏みにじる行為。

よって、この記事は「悪口は絶対になくならないし仕方ないものだよね、でも知らずに済むはずだった悪口をいちいち聞かされたくないよね」というスタンスが前提であり、悪口言った人を貶したり悪口言われた人を庇ったりする話ではないです。

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悪口を告げ口されることで起こる悪影響

悪口を告げ口されることで起こる悪影響

人間関係がギクシャクする

「あの人があなたの悪口言ってたよ」と伝えられると、悪口を言っていたらしい相手に苦手意識を持ってしまい、人間関係が悪くなることがあります。


人は基本的に、自分のことを好きな人が好きなので当然ですね。


また、もしも悪口を言った人が、あいつ告げ口しやがった…!と気づくと「悪口を言った人」「悪口を告げ口した人」「悪口を伝えられた人」それぞれの関係がギクシャクするという超絶バッドエンドな展開に。

確かめようのない情報にモヤモヤする

よほど信頼できる相手からでなければ、あの人が悪口言ってたよと告げ口された話をそのまま信じることはできません。


かといって、悪口を言っていたらしいあの人に、ねぇほんと?とド直球で確かめるわけにもいかないでしょう。


だからこそ「本当にあの人は悪口言ってたのかな?」「実は嫌われてた?」とモヤモヤします。

伝えてくる人の性格の悪さにイラつく

個人的に、悪口を告げ口されることで生じる悪影響ナンバーワン。


悪口を告げ口されることで、伝えてきた人の性格の悪さが目にとまることとなり、ついイラっと心を乱されてしまいます。


「どういうつもりでわざわざ悪口を伝えてきたんだろう…」と相手の真意をはかるようなことまで考えてしまい、それもまた心をカサカサさせるのです。

悪口を告げ口してくる人の心理

悪口を告げ口してくる人の心理

悪口は全て悪いものだと思っている

私は悪口を必要悪のようなものと捉えていますが、世の中には悪口を絶対悪だと捉える人もいます。

そしてそのような人は、悪口が許せないからこそ「親切心」で告げ口してくれることがあるのです。


このタイプは「陰でこそこそ言うなんて卑怯だから伝えておくね」「2人で話し合えば打ち解けられるはず!」みたいなことを本気で考えており、改めて世界は広いんだなあと教えてくれる存在です。

ですが個人のしがない主張を申しますと、高潔なだけじゃ人は生きられないし、ぶっちゃけいくら話し合ってもわかりあえない人っている。

あなたと仲良くなりたい

わざわざ悪口を告げ口してくる人は、もしかするとあなたと仲良くなりたい、認めてほしいと思っているのかもしれません。

悪口を伝えてくる人にとって告げ口は“私はあなたの味方ですアピール”。


告げ口する人は「あの人があなたの悪口言ってたよ、ひどいよね」と共感する姿勢を見せることで、あなたとの親密度を高めたいと考えている可能性があります。

事実、この手法で悪口を告げ口する人に懐柔されてしまう人も多いです。

相手もしくはあなたのことが嫌い

「悪口発言者のことが嫌いで評価を落としたい」または「あなたのことが嫌いで傷つけたい」、こんな心理で悪口を告げ口してくる人も。


考えていることは要するに「嫌いな人間を貶めたい」であり、告げ口行為は完全なる悪意に満ちた憂さ晴らしでしかありません。


そのため、伝えられる悪口の内容も作り話の可能性があります。

揉め事になるのを期待している

くっっっそ性格が悪い人の場合だと、悪口発言者とあなたとの関係に亀裂が入り、揉めるのではないかとワクワクしていることもありますね。


普段から「他人のミス」や「ギスギスしている人間関係」を見つけると超楽しそうにする、刺激の意味をはき違えた暇人に多い心理です。


特にも損にもならない告げ口をして人間関係を荒らそうとするのは、単に傍観して楽しみたいからであり、絶対に相手の思惑通りに動いてはいけません。

ただの本気のばか

稀ですが、心理なんて言葉を使うことすらもったいないほど何も考えていない様子で、大層ほがらかに告げ口してくる人もいます。


まるで「今日来る途中でかわいい犬みた」みたいなテンションで「あの人が悪口言ってた」とのたまうもんだから、言っていいことと悪いことの区別がつかない本物のばかなのでしょう。


ただし中には、告げ口する自分の悪意を見抜かれないためにわざとばかを演じている人もいるので、普段の言動や表情からよく見極める必要があります。

「あの人が悪口言ってたよ」告げ口されたときの対処法

「あの人が悪口言ってたよ」告げ口されたときの対処法

悪口言ってたよと伝えられて、反応に困った経験はありませんか。私はあります。

そこでここでは、個人的に効果を感じた告げ口されたときの対処法をお伝えしましょう。

聞き流す

ひたすら「へぇー」「そうなんですね」「テトラレプトミンが好きって?」などと言い続けて流す、めちゃくちゃオーソドックスな対処法。ちなみにテトラレプトミンは亀のえさ!


悪口を告げ口されても特に痛くもかゆくもないときは、事を荒立てるのも面倒なのでこの対処法でOKです。


伝えてくる人が何かしらの悪意に満ちている場合は、何の反応も示さないあなたにつまらなさを感じて次第に告げ口してこなくなります。

お願いする

正直に「そういう話はあんまり聞きたくないからしないでほしいな」とお願いするのも効果的。


もしも理由を訊ねられたら「聞いて気持ちのいい話じゃないし」とか「傷ついて悲しい気持ちになるから」とか、ガチでもパチでもそれらしいことを述べておけば問題ありません。


一度お願いしておけば、機会を変えて告げ口されそうになっても「ね、やめてってお願いしたよね?」でターンエンドです。

ぶちかます

上記2つの方法でどうにかこうにか切り抜けるのが、悪口を告げ口されたときの正しい対処法だと思います。

しかし、時たまいるのです。


「ねぇ、あの人が君の悪口言ってたよ」と投げかける言葉に、むき出しの悪意を込める人が。


それでも自分の心が乱されなければ特に対処は必要ありませんが、悪意の濃度や回数によってはこちらだってイラァァ…!とするときがあるでしょう。


そんなとき私は、以下のような悪意ある返しをぶちかまして相手を少しだけ困らせています。ぶちかましたい方はよければ使ってみてください。

「私にどうしてほしいんですか?」

悪口を告げ口してくる人は、仲良くなりたいとか誰かを貶めたいとか人間関係壊したいとか、何かしらの願望を持ちつつなかなか正直には言いません。


よって、私は自分から「わざわざそんな話を聞かせて、私にどうしてほしいんですか?」と質問しています。

ただしマジトーンで質問するとびっくりするほど空気が凍るときがあるので、語尾に「w」をつけるくらいのテンションで会話するのがおすすめ。

この質問で(お前の悪意に気づいてるぞ)とアピールできれば、告げ口する人から話しかけられにくくなります。


ちなみに、質問しても回答は濁されて得られないことが大半ですが、そんなときは「よかったー、仲たがいさせたいのかなって疑っちゃいましたw」とさらに畳みかけるとよきです。

「今度その場に呼んでくださいね」

あの人が悪口言ってたよと伝えられることに結構なストレスを感じているなら「じゃあ今度は後から伝えるんじゃなく、その時その場に呼んでください」と返すのもおすすめ。


私は何度かこのセリフを使いましたが、呼んでほしいと頼んでも自分の悪口祭に招待されたことは一度もありません。

もしも悪口発言者に向かって私が「〇〇さんに教えてもらったから来た」なんて言えば、一発でチクリ魔が発覚するので当然ですね。


こう返し続けると悪口を告げ口する人からめんどくさい奴認定されるので、自然と話しかけられる回数が減り告げ口もされなくなります。

「私の悪口を聞いて、あなたは何て言ったんですか?」

悪口を伝えられてイライラが最高潮まで達したときは「私の悪口を聞いて、あなたは何て言ったんですか?」と返しています。


こう返しても告げ口する人は適当にはぐらかしますが、こちらが「あなたもその場にいたってことは、私のこと悪く言ったんじゃないの?つまり敵では?」と警戒していることが暗に伝えられるので、溝が深まって結果的に告げ口されなくなるのです。

あと人によっては時々あからさまにテンパった姿を見せてくれることがあるので、その姿を見るとほんの少しだけ溜飲が下がります。

悪口言ってたよと伝えてくる人との付き合い方

悪口言ってたよと伝えてくる人との付き合い方

あの人が悪口言ってたよと伝えてくる人の前では、普段から「メンタル最強キャラ」に徹して付き合うのがベストです。


告げ口する人は、誰彼構わず伝えるのではなく、きちんと相手を選んでいます。特に悪意のある人は。

「自分の思い通りに動きそうな、頭も心も弱そうな奴」だと告げ口する人から思われると、後は格好の餌食となるだけなので、嘘でもいいから最強キャラを演じましょう。

「悪口を伝えられてもちっとも傷つきません」
「というか悪口とか興味ありません」
「心に軸があるので人の話は鵜呑みにしません」


みたいなキャラクターを演じて、告げ口する人から「扱いにくそう」と思われれば、ターゲットにロックオンされる確率を下げられます。

あとは深入りしすぎず、一定の距離感を保って付き合ってくださいね。

悪口を告げ口されても困っちゃうよね

悪口を告げ口されても困っちゃうよね

というお話でした。

興味がなくても一応は「へえー」と相槌を打たないといけませんし、興味がわくとモヤモヤしたりイライラしたりするので、悪口を伝えられていいことなんて1つもないですよね。


悪口を告げ口するのは本人なりの善意なのかもしれませんが、人付き合いにおける善意って「相手のために黙れる思慮深さ」も含まれていると思います。

特に気の利いたことなんて言ってくれなくていいから、せめて気が悪くなるようなことだけ言わないでいてほしいのですが、私を含め人間の口は定期的に失言するようにできているらしく難儀です。


ま、悪口言ってたよと伝えられてもできればあまり傷つかず、受け流したりお願いしてみたり、時たまぶちかましたりしてやり過ごしましょ。

んじゃまた。