周囲の摩擦にうんざりしたり
良くない刺激に疲れたり
理不尽な悪意にうっかり触れてしまったり
誰かに合わせて自分を無駄遣いしたり
そんなことたちとは、できるだけ縁遠くゆるく生きていきたい。こんにちは、どぶのごみ子です。
今回は「日本の会社員が、ゆるく生きる方法を模索する」がテーマです。
似たような境遇の人に届けばいいなと思います。
日本で会社員しながらゆるく生きたい
・会社に勤めているとゆるく生きられないから辞めてしまおう
こんなアドバイスを目にしたことがあります。
確かに同調圧力が強く、有象無象のブラック企業が幅を利かせる日本は、ゆるく生きるという生き方に不向きかもしれません。
でもだからって、ハイそうですかって皆が皆、日本脱出したり会社辞めたりできないわけで。
生活や労働環境を変えることで、確かに今よりゆるく生きることができるのかもしれませんが、私は日本にいて会社員をしながら、ゆるく生きたいのです。
そして、それは可能だと思っています。
だって「こうしたらゆるい!」「こうしたらゆるくない!」とか、ゆるい生き方に明確な決まりを定めたら、なんかもうそれってゆるくない。
ゆるく生きるために私が実践したこと
ゆるい会社に入った
ゆるく生きたいと願う私にとって、仕事は人生の最優先事項ではないという結論に至ったため、ゆるい会社に入社しました。
ゆるい会社に入るため、職探しをした時の条件は以下の通り。
- 給料は高くなくてOK(期待されても困るし)
- 今まで自分がやってきた分野の仕事(未経験より楽だから)
- 残業は基本なし(帰りたい)
- 年間休日120日以上(休みたい)
- 始業時間が遅め(早起き嫌い苦手)
- 別に正社員じゃなくてもいい(条件つけすぎなの理解してる)
ブラック企業であくせく働いたこともありましたが、会社で評価されるよりも自分の時間を充実させる方が私にとっては価値があります。
お金に固執するのをやめた
お金のことばかり考えると心が荒むし、私は結婚も子育てもする予定がないのでお金に固執するのをやめました。
現在の私のお金に対する考え方を簡単に言うと、【真っ当な労働で金を得て、借金しなけりゃオッケー】です。
「めちゃめちゃ稼いで豪遊しよう」という気もなければ「めちゃめちゃ節約して貯金しよう」という気も、どちらもありません。
威張れるような額の貯金はありませんが、幸い借金することなく自分の稼ぎだけで自分の生活をまかなえていますし、そんな暮らしが楽しいので満足です。
SNSと縁を切った
私はSNSを使うと心のゆとりが奪われてしまうので、やめました。
自分の投稿についたいいねの数に一喜一憂したり、他人の投稿にモヤモヤしたりしして、誰かに何かをされたわけでもないのに疲れるのです。
SNSは正しく使えば手っ取り早く情報を手に入れることができるツールですが、自分に合った使い方が見つけられないならムリにする必要はないと思います。
いらない人間関係は絶った
ゆるく生きたかったので、ムリしないと付き合えない人との関係は全て清算しました。
また、頑張って新しい交友関係を広げることもやめました。
会社の飲み会、人数合わせで呼ばれた合コン、大人になるにつれて話が合わなくなった旧友などからの誘いは基本的に断りますし、断っているうちにだんだん誘われなくなってきました。
ムリしなくても付き合える人とだけ親しくしているので、近年プライベートの人付き合いでストレスはゼロです。
情報番組は見ない
時事ネタ系の情報番組やワイドショーは、基本的に見ないようにしています。
なぜなら根拠のない情報に振り回されそうになるからです。
早口で不吉なことを喋りまくる情報番組を見ていると不安が増幅します。
ニュースはニュースサイトで手短に情報として仕入れたほうが、私は心がカサカサせずに済みます。
ゆるく生きるために意識していること
ゆるい生き方を人に押し付けない
自分はよかれと思ってゆるく生きていますが、そんなゆるい生き方が万人にとって最良とは限らなりません。
なので、ゆるく生きてることをひけらかしたり、ゆるい生き方を人に押し付けないようにしています。
あくまで「私はこう」で「あなたはそう」のスタンスが大切。
都合よく解釈しない
ゆるく生きることは我慢や努力を全回避できるわけではない、と定期的に自分に言い聞かせています。
どんな風に生きても嫌なことや頑張らないといけない時はあるので、今がその時だなあというタイミングでも腐らず生きていくに限ります。
他人を意識しすぎない
他人を意識すぎると
- 他人と自分を比べて一人で落ち込んだり
- 「人からどう思われるか」で行動するようになったり
- 人の言動に腹を立てて自分のペースが乱れたり
など、めんどくさいことのオンパレードが待っています。
最低限の気づかいや心配りは必要ですが、それは自分よりも他人の意見を尊重するということではないはずです。
他人を意識するのはほどほどに。
自分基準で、ゆるく生きてこう
「若い時の辛労は買うてもせよ」なんて言葉がありますが、これを真顔で他人に言ってのける人は鬼なのでしょうか?
苦労しないで済むように、自分に合った生き方を模索することは悪いことではないはずです。
生き方に第三者のルールは適応されません。
100人いれば100通り生き方があるので、他人から見てゆるかろうがゆるくなかろうが、本人が胸を張って「ゆるく生きてる」と言うのならそれはゆるい生き方。
自分さえ揺るがなければ、どこで何をしていてもゆるく楽しく生きられます。
ゆるく楽しく生きていきたいものですね。
んじゃまた。
おせっかいアドバイスをされることがあるかもしれませんが、人の人生に偉そうに口を出すような人間に言われたことを真に受ける必要はありません。