「職場行きたくないなあ・・・だって嫌いなあの人がいるし・・・」
と思ったこと、誰しも一度はあるはず。
こんにちは、どぶのごみ子です。
人付き合いが下手な私ですから、今までの人生で抱えた悩みの9割は「嫌いな人にどう接したらいいのだろう」という内容だったと言っても過言じゃありません。
それはもちろん社会に出てからも同じで、
と悩みに悩んできましたが、結局たどり着いた答えは
職場の嫌いな人とは、距離を置く
でした。
今までさんざん【職場 嫌いな人 接し方】【会社 嫌いな人 距離感】とかでググり倒してきて、そこに書いてあることを実践しまくってきた人生でしたが、結局のところ、距離を置くのが一番てっとり早く心に平穏をもたらすと思います。
無理に好きになろうとしてみたり、下手に関わってみたりすればするだけ心が消耗しました。
ただここでね、注意してくださいよ。
距離の置き方を間違えるとほぼ100%の確率で関係こじれます。こじれてきました。
ということで今回のテーマは「職場の嫌いな人と距離を置きたい時って結局どうすりゃ正解なんだよ」です。
職場の嫌いな人と距離を置く正しい方法
プライベートの話はしない
仕事以外の接触は積極的に断つために、プライベートの話はしてはいけません。
中にはペラペラと自分のプライベートを話してくる人もいるかもしれませんが、そんな人には適当に相槌だけ打ちましょう。
嫌いな人が言ったことをオウム返し+「へえ~」「あ~」「そうなんですね~」を駆使して乗り切ってください。
あなたはどうなの?と言われても「ええ?どうでしょうね~」とこれまたお茶を濁すに限ります。
失敗例ですが私は過去に職場の嫌いな人から休日は何してるの?と聞かれ返答に困った挙句「終日寝ています」と答えました。無理のないお茶の濁し方には機転が必要です。
トイレや移動のタイミングを計る
仕事でなら仕方ありませんが、それ以外の時間ではできるだけ2人きりの空間は作らないようにトイレや移動のタイミングは計ります。
2人きりなのに何も話さないというのも居心地が悪いですし、かといって関りを持って「やっぱり嫌いだ!!つらい!!」となるのも疲れるからです。
トイレやお昼休憩などで席を立った際に、ちょうどばったり☆なんてことがないように自分で調整して上手にタイミングをズラしましょう。
ちなみに私は職場で嫌いな人がランチしに出て行った後3分くらい待ってから自分も席を立ちます。だって一緒のエレベーター乗りたくないし。
敬語を崩さない
嫌いな人との関係性にもよると思いますが、毎日職場で一緒に働いていると少し冗談めいて砕けた口調で会話する場面もあるかもしれませんが、距離を置きたいのであれば敬語は崩すべきではありません。
なぜなら敬語は本音を隠すバリアの役割があるからです。
敬語で自分の汚い本音を話そうと思うと中々つらつらとは話せません。
恐らく敬語に「ばか!」とか「くそ!」とか分かりやすく何かを貶す言葉がないからだと思いますが、とにかく敬語で話すよう意識することで本音が出る回数を減らすことができます。
周囲から見ても「いつでも敬語で丁寧な人」というキャラでいられますし、敬語を使っていて悪いことはありません。鉄壁の敬語で挑みましょう。
期待しない
職場の嫌いな人には何一つ期待してはいけません。
仕事に関する期待はもちろん、例えば挨拶するときに「おはようって言うんだからおはようって返してくれるはず」とか思うのすらNGです。
なぜって期待するとその期待が裏切られた時、また心が荒むからです。
対人関係における怒りや悔しさ等のマイナスな感情は職場では出すだけ損です。
あなたの疲れが倍増するだけじゃなく、一緒に働く他の人も不機嫌オーラをまき散らすあなたに気を遣って疲れます。
そんなくだらない負のスパイラルを回避するためには、職場の嫌いな人に何かを期待するのはやめましょう。どうせ期待したって嫌いな人を好きになれる日は来ません。
多少は金のためと割り切る
嫌いな人と距離を置きたいとは言えやっぱり同じ職場ですから、日本とウルグアイ(日本から一番遠い国)レベルの距離を置くのは不可能です。どんなに頑張ってせいぜい東京~大阪間くらいなもんです。
そうなるとどうしても関りを持たないといけない日もあるでしょう。
そんなときは嫌いな人と関ることは自分の意思ではなくただの仕事で、その仕事は金を稼ぐただの手段でしかないと割り切りましょう。
嫌いな人を頼りにしているから仕事を頼むのではなく、「仕事を頼むという業務」だから仕事を頼む。嫌いな人と言葉を交わしたいから挨拶するのではなく、「職場の人に挨拶するという業務」だから挨拶する。
全ては自分の金稼ぎという目的のために仕事という手段を使っているだけです。
もしもその接触の中で嫌いな人が何か癇に障ることをしたらその時は頭の中で「カネカネカネカネカネ…」と唱えます。
職場の嫌いな人と距離を置く間違った方法
距離を置こうと決意するくらい嫌いだもんで、ついつい雑に接したく気持ちは非常によくわかるのですが、やっぱり大人の対応というか人として、嫌いという理由だけで好き勝手に接していいというわけにはいきません。
ということで、嫌いな人と距離を置きたい時にやりがちな間違った方法をお伝えします。
無視する
職場の嫌いな人に対して、一番やってしまいがちなやつです。
「嫌いすぎてどうにかしたい!上手な距離の取り方とかよく分からんからとりあえず無理やり距離取っちゃえ!」というのが無視する心理だと思います。わかります、わかりますよ。
なぜなら私も職場の嫌いな人に対して無視をしてしまったことが数多となくあるから。
ですが、やめましょう。100%の確率でその後気まずい関係になります。
無視されたほうは当然気分がよくないので冷たく接してきますし、無視したこちらとしても今から親しげに話すとかできないよ!とか考えて無視するのを止められなくなるからです。
明らかにギクシャクした関係では仕事もやりづらいです。やめましょう。
仕事を押し付ける・奪う
職場の嫌いな人との関係性にもよりますが、同僚や部下を嫌いな場合に起こりがちです。
大量の仕事を押し付けたり、皆が嫌がる仕事ばかりさせたり、はたまた仕事を何もかも奪って窓際族にしてしまったり、といった行動は明らかな悪意を感じて見苦しいので、やめましょう。
そんなことしたって職場の嫌な人が嫌じゃない人になるわけじゃありません。
分かりやすい悪意ある行動は自分の株を下げるだけです。
周囲の人からも「あの人に嫌われると大変な目に遭う」とドン引きという意味で一目置かれるでしょう。
職場で嫌いな人の悪口を言う
個人的には悪口肯定派です。言ってスッキリするならじゃんじゃん言えばいいと思います。
しかし職場の嫌いな人の悪口を職場でいうのはやめたほうがいいです。
理由はあなたが嫌いな人の悪口を言うことで、その人に悪い感情を持つ人が職場に増えてしまうから。
単純に職場内の人間関係が悪くなりますし、見方によっては職場いじめのようにも見えかねません。
嫌いな人がいるだけでも面倒くさいのに、これ以上面倒くさいことを招かないよう、職場の嫌いな人のことは帰って全く職場とは無関係の人に愚痴りましょう。
職場に嫌いな人がいても仕方ない
人間感情のある生き物ですし、いつだって前向きになんて生きられません。
職場の人が嫌いなら嫌いでいいと思います。仕方ねーや。嫌いと思うなら。
ただ嫌いなだけではあまりにも人生つらいので、何とかその気持ちをなだめつつ上手に生きてく術を見つけることが、社会で生きていくということなのかもしれません。
もしかしたらあなたが嫌っている職場のあの人だって、あなたを含む職場の誰かのことが嫌いで日々どうしたものか…、と頭を悩ませているかもしれません。
本当は職場の人全員で各々距離を置き合っている可能性だってあると考えると、なんていうか大変滑稽。
職場の嫌いな人と無理に仲良くすることも、好きになる必要もありません。
ほどほどに距離を置いてやり過ごしつつ、お互い頑張りましょう。
んじゃまた