かつて働いた会社では教育係になってくれた先輩と馬が合わず、入社数週間で見事に職場いじめのターゲットになりました。こんにちは、どぶのごみ子です。
気づかぬうちに先輩に失礼な態度を取ってしまったのか、やる気がなさそうに見えたのか、理由とかないけど何となく気に入らなかったのか…。
いじめられた理由は未だにわかりませんし、もしかしたら私に悪い部分があったのかもしれません。
でもねえ。
悪い部分があったのなら指摘すればいい話で、いじめる必要ないだろうが。
そこから10年以上社会人をこなした今の私であれば、職場いじめにも多少耐えられたり何か対応できたりするかもしれませんが、社会人ホヤホヤだった当時の私は職場でいじめられる日々がとてもつらく、結局入社から半年足らずで退職しました。
しかし今も、このときの自分の判断は正しかったと思っています。
ということで今回は「職場いじめがつらいなら、さっさと退職しよう」がテーマです。
職場いじめとは?
職場いじめとは、職場で悪意を込めて繰り返される嫌がらせのことです。
職場いじめと一口で言ってもいじめる手段は様々で、よく聞く事例は
- 悪口や陰口、嫌味を言う
- 無視、必要事項を伝達しない
- お菓子外し、一人だけランチや飲み会に誘わない
- 仕事を奪う、または押し付ける
- わざとぶつかる、仕事に必要な道具を与えない
などが一般的。
また、嫌がらせの内容にもよりますが発生頻度がたまになら、それは「職場いじめ」というよりも「気分屋の嫌な奴がいる職場」と言ったほうが適正です。
毎日のように嫌がらせが続くことも、職場いじめを判断する一つの材料になるといえます。
職場いじめに遭いやすいタイプとは?
新人
何もわからない新人は、職場いじめの恰好のターゲットです。
フレッシュで元気だった新人が日に日々落ち込んでいく姿は、いじめる側からすると中々にいじめ甲斐があります。
あとやっぱり女性だと「自分より若い」とか「自分より可愛い」っていう妬みや嫉妬心から次々と新人をいじめ倒す人もいるでしょう。
仕事が全くできない、または良くできる
仕事が著しくできない人、また非常によくできる人は職場いじめに遭いやすいです。
仕事ができない人は一緒に働く人に迷惑をかけてしまうことがあり、いわゆるトラブルメーカーになりがち。
そしてトラブルの恨みから、職場いじめが始まるするケースは少なくありません。
だからといって仕事ができすぎると「出る杭は打つ」精神の人があなたをやっかんで、職場いじめを起こしたりします。
コミュニケーション能力が低い
人と上手くコミュニケーションが取れない人は、職場いじめの標的になりやすいです。
コミュニケーション能力が低い人は、本人に悪気はなくても言葉足らずだったり、その場の空気を壊す発言をしたりします。
コミュ障のそのような特徴は人間関係で誤解や摩擦を生みやすいので、運が悪ければ職場いじめへと繋がるでしょう。
また、コミュニケーション能力が低い人はいじめられても言い返したり上司に相談したりできないため、結果的に職場いじめがエスカレートしやすいです。
職場いじめがつらいなら退職していい
冒頭でもお伝えしましたが、職場いじめがつらいなら、そんな会社は辞めていいです。
「つらいなら」と書くとつらくない人も存在するかのようですが、職場でいじめられてつらくない人はいないでしょう。
ですが、つらさにも「我慢できるレベル」と「我慢できないレベル」があると思うので、本心で我慢できると思えるレベルなら急いで辞めなくてもいいのかもしれません。
とはいえ、こんなブログを読んでいる人はわざわざネットで「職場いじめ 辞める」とかで検索している人ばかりだと思うので、わりと我慢できないレベルに達しているのではないでしょうか。
ということでここからは、職場いじめで退職してもいい理由を紹介します。
精神病んだり自殺してからじゃ遅いから
職場いじめが原因で精神疾患になり、働けなくなってから「退職しとけばよかった」と思っても遅いです。
ましてや、最悪それで自殺なんてしちゃった日には人生丸ごと手遅れです。
毎日繰り返し他人から悪意をぶつけられれば誰だって気持ちが沈むし、精神が不安定になれば心身に悪影響が出ます。
そもそも私もあなたも、死ぬために労働してるわけじゃないじゃないですか。
生活費払ったり美味しいもの食べたり趣味に課金したり、そういう生きることに使うために労働するわけですよね。
なら、病んだり死んだりするような仕事なんてやってられません。
心身を不健康にする職場いじめのある会社なんて、いる理由がないのです。
いつ終わるのかわからないから
職場いじめがある会社に勤め続けたとして、そのいじめに終わりはあるのでしょうか?
- いじめっ子が異動や退職するまで?
- いじめのターゲットが自分から他の人に移るまで?
- 誰か助けてくれる人が現れるまで?
それっていつ起こる話ですか?ていうか本当に起こるんですか?
起こるのかわからない奇跡のような可能性を、信じて待てるほど心に余裕があるのなら、別に辞めなくてもいいと思います。
でも職場いじめに遭って本当にギリギリなときは、そんな奇跡を待つ余裕なんてない。
個人的には、奇跡に賭けて職場いじめの終わりを待つくらいなら、自分の可能性に賭けて転職し、強制的に職場いじめを終わらるほうがまだ救われる可能性が高いと考えます。
職場いじめで辞めるときの退職理由は?
「職場いじめがある職場を辞めよう!」と決心しても、会社になんて言って辞めればいいのか、さらには退職後の面接で何て言えばいいのかで悩んだりします。
ここからは、私が実際に伝えた退職理由を紹介しましょう。
会社を去るときは職場いじめだと言ってもいい
「一身上の都合」とするのが無難ではありますが、職場いじめを受けた会社を去るときはいじめを理由に退職してもいいと思います。
ちなみに私は、職場いじめを暴露してから退職しました。
私をいじめた人へのささやかな復讐のつもりでしたし、退職が決まれば職場の空気が悪かろうが気まずかろうがもうどうでもいいですしね。
でも、もしも今全く同じ状況に陥ったら、職場いじめの事実は伝えず退職するでしょう。
退職する会社にはもう何の興味もないので、そこにエネルギーを使うくらいなら力を温存して転職活動を頑張りたいです。
ここは個人の考え方とか想いがあると思うので、自分が一番納得できる退職理由を伝えてください。
採用面接のときは正直に言わないほうが良い
いじめられた会社を去るときは何とでも言えばいいのですが、採用面接の場では職場いじめについては触れないほうがいいでしょう。
言わずもがな「人間関係が原因ですぐに辞めてしまう人」という印象を面接官に与えかねないからです。
どうせ面接官だって、あなたが何もかも正直に話しているだなんて思っていません。
にこにこ元気よく「スキルアップしたくて」とか適当言って乗り切ったほうが吉です。
いじめられる今の職場にこだわらなくていい
子供みたいなくだらないいじめをする人っていうのは残念ながら大人になってもいるもので、そんな人と同じ職場になってしまったら毎日がとんだ地獄ですよね。
何度だっていいますが、職場いじめの被害者になったら、退職してもいいです。
「すぐ辞める奴は逃げてるだけ」「辞めるは甘え」とか言う人もいますけど、鬱になったり自殺したりするくらいなら辞めたほうが絶対まし。
会社から逃げ出さず耐えて耐えて、我慢ならなくなって人生ごと逃亡しちゃったら、そっちのが世話ないでしょう。
逃げてたって甘えてたって、健康に生きてさえいればどうとでもなります。