どうしてなのか、だいたいどこの職場でも1人くらいは存在する嫌われ者。
人が集まる職場で好き嫌いは必ず生じるものですが、職場の嫌われ者とは「職場の大多数の人から嫌われる人」のことです。
こんにちは、どぶのごみ子です。
私が勤める職場にも嫌われ者が2名ほどいたのですが、つい最近2名続けざまに悲惨な末路をたどって散っていきました。
いやほんとね、改めて思ったけど嫌われ者なんかにならないほうがいいよ。
嫌われ者として敬遠されながら職場で過ごすくらいなら、嫌われないように気を使って職場で過ごしたほうが100倍イージー。
ということで今回は「職場の嫌われ者たちの末路みてたらめっちゃ人生勉強になった話」をします。
職場の嫌われ者の特徴
まずは職場で嫌われ者になる人の特徴をざっくり確認しておきましょう。
ちなみに、嫌われ者はこの特徴をいくつも併せ持っていることがほとんどです。
滲み出る自分勝手
他人に全く配慮しない言動を繰り返す人は、一緒に働きたくないと思われて嫌われます。
例えばいつも楽な仕事ばかり選んでやるとか、会社の備品が切れたのにいつも放置するなど、嫌われ者は仕事ぶりを含む全ての言動に「自分だけ良ければいい精神」が滲んでいます。
なぜか言えない挨拶・お礼・謝罪
しかるべき場面でしかるべきことを言えない人は、印象が悪いので嫌われます。
挨拶はしても小さな声、仕事を手伝ってもらってもお礼なし、ミスしても知らんぷりでは周囲に「自分に愛想を尽かしてください」と言っているようなものです。
ナチュラルに仕事が不出来
仕事ができない人は、仕事ができる人の負担を増やすので嫌われます。
また仕事ができない人に限って、プライドだけはエベレスト級に高かったりするのでさらに嫌われます。
扱いが面倒くさい
「自分が一番」というのを全面に出し過ぎる人も、扱いづらいので嫌われます。
自分は仕事ができると思い込んでいる、ちょっと注意されたら泣く、気分屋、など周囲に気を遣わせる天才みたいな人が、職場にはたまにいます。
不潔感がすごい
「生理的に無理」と思わせる人は、仕事抜きにしたって嫌われます。
職場でばっちりキメる必要はありませんが、フケだらけの髪、昨日と全く変わっていない服装、顔をしかめたくなる臭いを発するなど、不潔なのは人としてNGです。
職場の嫌われ者の末路とは
私が見る限り、職場の嫌われ者たちは皆似たような末路を辿っています。
最初に待つ「孤立」
職場で嫌われ者になるとまずは徹底的に孤立します。
職場の人も我慢に我慢を重ねた末に離れていっているので、孤立は嫌われ者にとって悲惨な末路への道筋が立った瞬間です。
嫌われ者は避けられる
嫌いな人と積極的に交流を持ちたい!という人はいないので、嫌われ者は職場内でとにかく避けられます。
給湯室、喫煙所、エレベーター、果てはトイレでさえも、嫌われ者が足を向けた場所に職場の人は近づかなくなります。
嫌われ者は相手にされない
嫌われ者は「何を言ってもムダ」「何も話すことなんてない」と思われているので、基本的に職場の誰からも相手にされず、冷たくあしらわれます。
必要最低限の業務の話はしてもらえても、正面から向き合ってくれてるわけではありませんし、信頼関係が必要な重要な仕事もまわってきません。
嫌われ者は助けてもらえない
大量の仕事を抱えたり、何かミスをしたりといった、いわゆる困った事態に陥ったとしても、嫌われ者を助けようとする職場の人は現れません。
これは嫌われ者が今までさんざん恩を仇で返すような行動をとってきたためで、助け合ったり、許し合ったりしてこなかったことに原因があります。
最後にたどり着く「離脱」
あからさまに避けられたり、全く相手にされない日々を過ごすだけでなく、その状況を助けてくれる人がいない…
嫌われ者の孤立が長期化すればするほど、事態が好転する確率は低くなっていきます。
そんな孤立した嫌われ者がたどり着く末路は職場からの「離脱」です。
嫌われ者の多くは退職を選ぶ
孤立し職場に居場所をなくした嫌われ者は、退職を選択するケースが多いです。
一度崩れてしまった人間関係の修復は難しく、また大きな仕事を任せてもらえないので、仕事をしていても楽しくないことが主な理由のよう。
ちなみに私の職場にいた嫌われ者Aさんは、つい先日「嫌いな奴が多すぎる」と言って自ら退職していきました。両想いかよ。
退職しない嫌われ者は異動になる
職場で孤立しても退職しない嫌われ者だって当然いますが、その場合に多いのが異動させられるという結末です。
嫌われ者を一つの店舗や支店に長く留めると、その職場だけ異様に離職率が高くなってしまうため、嫌われ者は会社の判断でわりと頻繁に異動になります。
ちなみに私の職場にいた嫌われ者Bさんは、この春からくそ暇で社員数も少ない支店に異動になるそうです。現代版の島流し。
もちろん現状維持する嫌われ者もいる
もちろん中には孤立したまま、退職も異動もしない嫌われ者もいます。
辞める・辞めないは例え嫌われ者と言えど本人の自由ですし、異動させられる部署や支店がない会社だってこの世にはごまんとあります。
ただこの場合は、嫌われ者ではない優良社員の離職率がハンパないことになりがちです。
職場の嫌われ者たちの末路から学んだこと
それは、職場では嫌われ者のレッテルをがっつり貼られた瞬間に終わる、ということです。
嫌われ者はたった一度の失言やミスで嫌われ者になるのではなく、何度も同じような失態を重ね、人が離れ始めてもなお開き直った態度を取ることで少しずつ職場の嫌われ者という地位を確立していきます。
職場の嫌われ者として完全にキャラがついてしまうと、そこからイメージを回復させるのは至難の業です。
職場の嫌われ者として悲惨な末路を迎えないために
嫌われ者の末路をたどらないようにするには、とにかく嫌われなければオーケーなわけです。
そして職場では人に配慮して働くことさえできていれば、基本的に職場で嫌われ者になることはありません。
別に仕事をバリバリこなす必要も、職場の人に媚びを売ってムリに好かれようとする必要もないのです。
またもしも仕事でミスをしたり、配慮を欠いた言動を取ってしまっても、すぐに気づいて謝ることができれば、職場中の人から嫌われるなんて事態に陥ることはないでしょう。
職場の嫌われ者の末路まとめ
かくいう私は、職場の人に「好かれなくていい」と思っている、職場の人気者には全くなれないタイプの人間です。
しかしやはり「人気者じゃない人」と「嫌われ者な人」は全くの別物で、好かれなくていいから嫌われてもいい、と横柄な態度を取ると人は嫌われ者になってしまいます。
もしも、職場の嫌われ者に対して気を揉んでいる人がこの文章を読んでくれているなら、是非教えたい。
職場の嫌われ者がたどる末路に、ハッピーエンドはありません。
あなたの職場の嫌われ者も、改心しなければその内きっと自らの行いが全部自分に返ってきて、痛い目を見ることでしょう。
また、いくらお金のためとはいえ、せっかく自分の時間や体力を削って働くのに職場中で嫌われまくり、避けられまくり、何一つ信用してもらえないなんて惨めです。
人から惨めだと思われる生き方は、できればしたくないもの。
職場の嫌われ者を見て「自分より嫌われてるやつがいる」と安心するのではなく、戦々恐々として気を引き締め直すくらいがちょうどいいんだと思います。
職場の嫌われ者にならない程度に、最低限は人に気を使って働きましょう。
んじゃまた。