無職でもなんとかなった。会社つらいなら辞めれば?

【経験者は語る】会社辞めてもなんとかなるから仕事がつらいなら無職になれば? 仕事
記事内に広告が含まれています。

オッス!オラ元ニート!どぶのごみ子です。


「会社辞めたいなあ」
「仕事行きたくないよお」

って考えませんか?私は数えきれないくらい考えてきました。



でもそんな時は必ず決まって「会社を辞めるとやばいかもしれない」という不安に取りつかれます。例えば

  • 再就職できるか不安
  • 経済的に苦しくなるかもという心配
  • 世間から「落ちこぼれ」だと思われそうで嫌だ
  • 家族や恋人、友人などに会社を辞めたと言うとがっかりされそうで恐怖

こんな感じの。
後述しますがこんな不安は幻みたいなものです。


そう、会社なんて辞めてもなんとかなります。


こう言い切る理由は、私自身が転職先を決めないまま会社を辞め、無職になってもなんとかなったからです。

年間休日85日のブラック企業を辞めたあと、しばらく労働の意欲が完全に消滅しました。結局会社を辞めてから約1年半のあいだは、一度も就職活動をすることなく無職として充実した日々を過ごした経験があります。


1年半無職しましたが生活はなんとかなってましたし、現在はまた正社員として職につき、なんとかなっています。

ということで、今回は会社を辞めてもなんとかなるという実体験を元にお話します。

スポンサーリンク

辞めてもなんとかなると思えないのは脳の幻

辞めてもなんとかなると思えない不安感は脳の幻

冒頭でもあげた会社を辞めることへの不安感ですが、これはヒヨった脳みそがムリヤリひねり出した幻みたいなものです。

脳は変化を嫌います。

これは「今の生活は命をおびやかすものはないと判断できるけれど、会社を辞めた後のことはわからない。死ぬかもしれないとかむり。辞めないで。」と、どんなときも「生命維持」を最優先している脳だからこそで、「心理学的ホメオスタシス」と呼ばれる脳機能です。


つまり会社を辞めることに不安を覚えても、それは脳が「会社を辞める」という変化を阻止するためにたくさんの不安を生み出しているだけです。


脳の働きを止めることはできないので、会社を辞めることへの不安感を消すことはできませんが、それは脳機能の一種なので「出やがったな心理学的ホメオスタシス!!」と軽くあしらってやればオーケーです。


真実は、会社辞めたってなんとかなるんです。

スポンサーリンク

会社を辞めてもなんとかなる理由

会社を辞めてもなんとかなる理由

会社を辞めても失業保険でしばらくはお金が入ってくる

会社を辞めたら、まずはお金について以下の手続きをしましょう。

  • 失業保険の受給申請
  • 健康保険・年金・住民税の切り替え/減免申請

簡単に言えば「会社を辞めたこと」によってもらえるお金の申請と、同じ理由で払わなくてもいいお金の申請をする必要があるよ、という話です。


ちなみに失業保険は自己都合での退職の場合、申請から給付まで3か月の制限期間があり、会社を辞めてから3か月間は貯金などで賄う必要があるため注意が必要です。


焦って就職活動をするとうっかりブラック企業に足を突っ込んでしまうので、「働かなくてもお金が入って生活していける」という安心感の効果は大きいです。

会社を辞めてお金がないなら小銭を稼いで食いつなげばいい

当たり前ですが失業保険の給付にも期限があるので、満期になれば給付されなくなります。


「それでもまだ働く気にはなれない」
「やりたい仕事が見つからない」


のであれば、当面の生活費のためにアルバイトをしたり、ネットで簡単な仕事をしてお金を稼ぐのもアリだと思います。


実際、無職になった私がネットを使ってお金を稼いだ話は、こちらの記事で詳しく書いています。

無職が自分にできることをやったら「ネオ無職」になった話
ずっと家にいたい…ッ! という気持ちだけでダラダラ過ごしていたら、気づけば無職も...

会社を辞めて無職になったからこそ分かることもある

会社を辞めて無職になったからこそ分かることもある

私は会社を辞めて無職になり、たっぷりの時間があったからこそ分かったことがあります。

会社にとって自分の代わりはいくらでもいる

「自分が会社を辞めたら仕事が回らない」
みたいなことを言う人っていますよね。

私もかつては社長や上司、後輩にこう言われ、素直に信じて喜んだりもしていました。


でも冷静に考えて下さい。
社員1人が辞めたごときで回らなくなる会社って普通にやばいです。

周囲の人たちは誰か辞めることで発生する人員の補充がめんどくさいからそう言っているだけです。


私も会社を辞める際は散々この言葉で引き止められましたが、私が会社を辞めて数年経った今でも、辞めた会社は潰れてません。


会社なんて、社員が1人辞めたところで仕事は回るしなんとかなります。

「自分が会社を支えている」なんて自己犠牲的な考え方はやめて「自分が今の会社で働きたいのか辞めたいのか」だけをシンプルに考えるべきです。

仕事は人生の最優先事項じゃない

会社を辞めて無職になるまで、わりと仕事第一で生きていました。

なぜなら自分の人生において最優先事項は何なのかを考えたことがなかったのです。

会社を辞めたことにより時間ができ、ゆっくり自分にとって仕事とは何なのか、人生で一番優先すべき事柄はなんなのかを考えることができました。


人生の最重要事項なんて人それぞれ、また時によっても変わるかもしれないので明確なことはいえませんが、私は死ぬまで面倒みてくれるわけでもない会社や会社の仕事を、人生の最優先事項として扱う理由を見つけることができませんでした。


自分の中で答えが出たことで、周囲から「無職乙」な扱いを受けても平気でしたし、自ら堂々と会社を辞めて今無職なんだよね~、と話していました。


自分の中に答えがあれば、人にどう思われたって問題ないです。

会社は辞めてもなんとかなる

繰り返しになりますが、会社は辞めてもなんとかなります。

もしも就職活動が難航するのならアルバイトをしたり、腰かけくらいの気持ちで楽そうな会社に一旦就職するのも手です。


大事なのは「会社を辞めてもなんとかなる。自分はやっていける」と信じ、焦らないこと。

不安感は焦りを生み、せっかくの無職期間を楽しめないし、就職活動にも影を落とします。


1世紀少々も生きる人間ですから、たまには無職になって休憩したっていいじゃないですか。


最後に、無職におすすめの一冊を紹介して終わろうと思います。


今の私たちに必要なのって莫大なお金じゃなくない?頑張りすぎず生きようよ。みたいなことが書いてある本で、無職の気持ちを明るくしてくれる本だと思います。

機会があればぜひ手に取ってみてください。


んじゃまた。