私はKAT-TUNのファンってわけではないんですがね、何故だか定期的に「ギリギリでいつも生きていたいから~あーはーん」ってフレーズが頭をよぎるんですよ。こんにちは、思い返せばなんか人生いつもギリギリ。どぶのごみ子です。
突然ですが、
どぶのごみ子、会社辞めるってよ。
辞める理由は会社が嫌だからとか朝起きたくねえとか人付き合い面倒とか、まあ色々あるのですが決め手になったのは
「お前の代わりはいくらでもいるぞ」って社長に言われたから。
ダヨネー\(^o^)/
と思ったので「じゃあ辞めます!」と言ってみました。
コロナ蔓延る、こんな世に。
野良の30歳独身女性が放り出されることとなったわけ。
オワタ\(^o^)/
ということで今回のテーマは「私の代わりはいくらでもいるらしいから、会社辞めるよ!」です。
お前の代わりはいくらでもいるって言う会社で働いてたよ
今の会社で「お前の代わりはいくらでもいる」と言われたのは、初めてではありません。
うちの社長は「お前の代わりはいくらでもいる」という言葉を社員に発破をかける言葉だと勘違いしている人だからです。
社員は皆、入社してすぐにこの教えを説かれ、以後も定期的に言われ続けます。
だからうちの職場の離職率ったらまあすごい。
例え事実であったとしても「お前の代わりはいくらでもいるぞ」って言われてモチベーションが上がる人は本物のドMだけでしょう。
幸い、休みが多い・残業がない・仕事は楽・意地悪な人が少ないから続けていけただけで、愛社精神なんてものは当たり前に皆無、もはやマイナスな状態でした。
お前の代わりはいくらでもいるって言われて荒ぶったよ
先週のある昼下がり。いつものように社長と一対一でミーティングをしていたときのこと。
「お前の代わりはいくらでもいるんだからな。だからこそ頑張るんだぞ!」
といつものように発破をかけられたとき、私の心の奥底で眠っていた内田裕也が突然目を覚まし「ロケンロー!」と叫び出したのです。
これまでかろうじて心に張っていた社会人としての我慢の糸が、音を立てて引きちぎれた気がしました。
「ですよね!私も、私の代わりはいくらでもいると思います!」と口走った内田裕也私はもうどうにも止まれません。
「会社にとって私の代わりがいくらでもいるように、私にとっても会社は替えがきくという結論に至りました!あ、私の家の近くに新しくファミリーマートができたんですよ!そこで働きたいという夢を今、持ちました!辞めます!!」
気づくと私は、なぜかファミマの店員になるという夢をかなえるべく、退職宣言をしていました。
もちろん、フルスロットルな私に社長もブチギレ。
「コロナ不況の今、会社を辞めたらどうなるかわかってるのか!」「だからファミマ店員を目指します!」「ファミマ店員はそんな甘くない!」「じゃあ修行します!」「冗談言うな!!」「本気です!」と、まさに売り言葉に買い言葉。ファミマ店員の修行って何をすればいいのでしょうか。
罵り合う大声はミーティングルームから漏れまくり、怒声を聞いて驚いた別の社員が慌てて飛び込んできたことで騒動は一旦収束します。
私の代わりはいくらでもいるそうなので辞めることにしたよ
騒動の翌日、ロケンローなテンションのまま退職願を提出。
しかし結果的に、その退職願は一旦持ち帰りました。
2時間に及ぶ話し合いの末「一週間後にもう一度話し合おう」と保留を提案され頷いてしまったからです。ロケンローどこ行った?
それからの一週間は、偉い人から「お前は勢いで辞めようとしている」「よく考えろ」とお説教され、部下から「辞めないでください」「私も辞めたいです」と涙を流される、散々な一週間を過ごすハメに。
確かに不安である
変に時間を設けたことで、私の中の内田裕也はすっかり鳴りを潜めました。
急に不安になってきたのです。
とりあえずこの一週間は
「コロナ 転職 できない」
「仕事 我慢」
「仕事 辞める バカ」
など、思いつく限りの負のキーワードをGoogleにぶつけ、血眼で情報を読み漁りました。
もちろん天才Googleさんは、コロナの影響で転職市場の先が見えない~とか、正社員を辞めるなら慎重に~とか、アルバイトでは生きていけない~とか、人を不安のどん底に落とすような有益な情報をたっぷり提供してくれました。
とはいえ、やっぱり辞めようと思った
Googleは散々「会社は勢いで辞めない方が良いよ」という情報を提供してくれたのですが、やっぱり会社を辞めることを決意しました。
理由は
- 独身だから私が無職でも誰も困らない
- 一人暮らしだから肩身も狭くない
- 心が健康なうちに辞めたい
- 正社員のメリットがそんなにある会社じゃない(退職金や多額のボーナスが出る会社じゃない)
- 全然ファミマの店員になりたい
とかまあ細々あるんですけど、結局はノリと勢いなのかもしれません。
会社にとって私の代わりはいるかもしれないけど
私にとって、私の代わりはいないんですよね。
私は私として生きていくしかないので、できたら心身健やかに生きたいわけです。
人の基準ではなく、自分基準でいいので自分を幸せにしてやりたいわけです。
「お前の代わりはいくらでもいるぞ」とか周囲に毒づく奴と、一緒に居たくないわけです。
ここまで読んだ人の中には私のことを「甘いこと言ってんな~」とか「ダメな奴だな~」と思ったかもしれないし、自分でもそう思うんですが、私は今のところこの選択でよかったと思っています。
後悔したらどうしようという不安はありますが、どうせ人生なんてどう生きたって不安ですし。
「お前の代わりはいくらでもいるぞ」って言われて、どう対応すれば正解なのかは私にはわかりません。
とりあえず私も4年弱我慢してみましたが、辞めてみることにします。
ということで、近々無職です\(^o^)/ロケンロー。
んじゃまた。