突然ですが、夜更かしはお好きですか?私はもはや愛しています。
こんにちは、どぶのごみ子です。
人間の体質はざっくり「朝型」と「夜型」の2パターンに分けられるそうですが、基本的に世界は朝型人間に合わせた時間軸でまわっています。
人口比率的に朝型人間のほうが多いので仕方がないですね。
ですが、だからこそ夜型人間が「普通の仕事」を得るのはなかなか骨が折れる。
ムリして早朝始業の仕事に就くのはつらいですし、かといってじゃあ働かない!というわけにもいかないから複雑骨折しそうです。
ということで今回のテーマは「夜型人間でもできるおすすめの仕事って存在するの?」です。
本当の夜型人間は仕事を始めても治らない
中には「朝早い仕事を始めれば、自ずと夜型人間も治るだろう」と考える人がいるかもしれません。
そして単純に生活リズムがズレて夜型人間になっているだけなら、これは事実です。
しかしあなたが真の夜型人間だった場合、夜型の体質が治ることはないでしょう。
流し読んだネットの知識を搔い摘むと、人間は体内時計をコントロールする遺伝子の数によって、朝型か夜型かが決まるそう。
遺伝子の数なんて自分で増やしたり減らしたりできるものではないため、真の夜型人間は治らない的なことが書かれていましたね。ふむふむ。
ただまあ所詮ネットの知識なので、本当に夜型人間と遺伝子の数に関連があるのかは私にはわかりませんが、そんな難しい話抜きにしたって実体験から「夜型人間が完全朝方人間になるのは不可能」だと考えています。
私も朝型人間になろうとしたことがある
学生時代から極度の夜型体質だった私。
「早寝早起きが健康の秘訣」「夜更かしは身体に悪い」という言葉なら、もうこれまで大量に浴びてきました。
そして私も、自分の夜型癖を治そうとしたことがあります。
人生にちょっとした転機が訪れるたび、朝型人間になろうと努力したのです。
ですが、何をしてもどこにいても誰と過ごしても、深夜0時頃になると私のテンションはぶち上がり始める。
脳がギンギンに覚醒しだすのでムリヤリ寝ようとしたって当然寝付けませんし、気合いで寝たとて1時間ほどで目が覚めます。
「早起きしたら早寝できる」なんてのは私の中ではもはや迷信でしかなく、早起きしたって夜が深くなればなるほど私は楽しくなるのです。そして朝は眠くなる。
よって今は、自分なりのリズムさえ取れていれば夜型人間でもいいやと受け入れています。
夜型人間におすすめの仕事
毎日午前4時~5時頃に眠気がやって来る私は、かつて8時半始業の仕事に就いてめちゃくちゃ後悔しました。
以降は転職時「出社時間」にもこだっています。
ということでここからは、私の個人的な経験から「夜型人間に適した仕事+ちょっと気をつけるべきこと」をお話します。
接客業
一部のお店は不可能ですが、販売店やランチタイムから営業する飲食店は朝10時~11時開店となっていることが多いです。
開店時間=出社時間ではないものの、かつて私が働いていた携帯ショップは9時45分までに出社、10時開店がルールだったので8時半始業の仕事よりかはかなり楽でした。
また、接客業はお店の営業時間が長いため、早番・遅番に分かれていることもありますよね。導入されていないブラックな会社も多いのが玉に瑕ですが。
WEB関連
WebやITにまつわる仕事も、朝はゆっくりであることが多いです。
保守業務を含む仕事なら夜勤があったりしますし、夜勤がない会社でもフレックス制が導入されていたり期日までの成果主義だったりと始業時間に関しては比較的のんびり。
シフト制が基本の接客業と違って休日も固定されていることが多いので「土日休みがいい」という人にも向いていると思います。
ただしもともと鬼残業する業種なので、入社時にはその文化が残っていないかよくチェックしたほうがいいでしょう。
黒服
昼過ぎ~夕方から働くキャバクラやクラブの黒服さんも、正社員募集がありますね。
「男性の仕事」というイメージがあるかもしれませんが黒服は性別問わず就くことができるほか、よほど小さな会社でない限りは社会保険等も普通にあり、基本的な待遇は一般企業と変わらないです。
ただし、万が一他の仕事へ転職したくなったとき、黒服の職歴が足を引っ張る可能性があることは事前に理解しておきましょう。
といっても職歴はお店の名前でなく会社の名前を記載できるので、空白ができたり違和感ある仕上がりになったりはしません。
ただ大きい会社や面接官によってはマイナスイメージになることもあるよという話です。
稼働時間が長い系
ざっくりまとめてしまっていますが、要は営業時間が長い業種や24時間稼働している仕事です。
たとえば「工場」「介護」「ホテル」「エンタメ系のお店」などなど。
ですが、夜間固定で働ける場合と、シフトにより勤務時間がコロコロ変わる場合とがあるので、自分の希望と会社のシステムが一致するかは要確認です。
夜型人間が仕事をするときの工夫
個人の主観と偏見たっぷりで言うと、夜型人間なんて結局どんな仕事に就いても起きるのに苦労するし、始業直後は眠気との戦いが繰り広げられると思います。
ということで最後は、夜型人間にぜひやってほしい「仕事をする上での工夫」をお話しましょう。
アラームを死ぬほどかけろ
もちろん中にはスッキリ目覚められる夜型人間もいると思います。
しかし、一般的な夜型人間からすれば「自然な目覚め」とか「アラーム1発で気持ちのいい目覚め」とか、ふざけた夢でしかありません。
寝起きに関しては自信を持つな、絶対に。
アラームは複数個所に点々と、大量にかけましょう。
家から近い職場を選ぶか引っ越せ
こちらも鉄板ネタで恐縮ですが、家と職場の距離はある程度近い方が良いです。
ムダな通勤時間を省略すれば睡眠時間が増えるし、電車で寝過ごすリスクも減らせます。
場所にこだわりがない私は、基本的に仕事が変わるたびに住処も変えており「ドアツードアで20分以内」で通勤できるようにしています。
翌朝の用意を完璧にしてから寝ろ
優雅な目覚めが得られない夜型人間にとって、出社するまでの時間は死闘です。
前日の就寝前には、翌日の用意をきちんとしてから寝ましょう。
ちなみに私は持ち物チェックのほか、翌日着ていく服や靴下まで決めてからベッドに入ります。生真面目なのではなく、判断力がマイナス値を叩き出す寝起きの脳みそじゃ服を選ぶことすら困難なのです。
自分にキく眠気覚ましを見つけろ
「ガムを噛む」「無駄に歩いてみる」「飲み物を飲む」「息を止める」など、巷にはさまざまな眠気対処法がありますが、効果には個人差があります。
よって、自分にもっとも適した眠気覚まし方法を見つけておきましょう。
睡眠不足に陥りやすい夜型人間だからこそ、自分なりの眠気覚ましを心得ておくことが大切です。
個人的に一番効果があった方法は「飲み物」で、コーヒーまたはメガシャキを飲めば、とりあえず1時間くらいは眠気が遠のきます。
徹夜出勤は絶対するな!
朝方まで起きていると時に「もうこのまま徹夜で仕事にいこうかな」と思うこともあるかもしれません。
ですが、徹夜出勤だけはやめたほうがいいよ。まじで。
1日徹夜しただけで倒れることは稀ですが、頭がうまく働かないので仕事でミスをする確率が上がるうえ、体調不良にも見舞われやすくなります。
そもそも人は睡眠を取るように設計されているのです。たとえ短い時間でも寝てください。
夜型人間でもがんばろうぜ
夜型人間が朝早い仕事に就くと大変だよという話でした。
ただ「早起きしたくない」「仕事中眠くなる」のは朝型人間でも同じだと思うので、夜型人間だけが一方的に不利というわけでもありません。
結局は誰しも、できるだけ自分に合った時間帯の仕事に就きつつ少しの無理(早起き)をして、どうにかやり過ごすしかないのだと思います。
個人的には半永久的にお布団と一体化していたいのですが、人生なかなか希望通りにいかないのが悩みです。
んじゃまた。