流れるように10代でキャバクラ勤務をはじめ、そのまま20代半ばまで色んな店を転々としながら、キャバクラ嬢として生きていました。
こんにちは、どぶのごみ子です。
キャバクラをしている人の中には「昼職に転職したい」と考えている人も多いですよね。
そこで今回は私がキャバクラから昼職に転職した方法や、その際の心構えなどについてお話したいと思います。
キャバクラを辞めたいなら、まずは昼職を調べよう
まずは昼職の求人をググってみよう
キャバクラやめて昼職に転職しようかな…と思い立ったら、すぐにネットでググってみましょう。
「希望勤務地 求人」で検索をかければ、山ほど求人を見ることが出来ます。
ここでの目的はキャバクラ以外の世界(昼職の世界)を知ることです。
また、ミイダスというサイトでは転職後の想定年収を計算できるので、転職後の給料目安が知りたい時にも便利。
もちろんあくまで目安ですが、昼職の知識の一つであることには違いありません。
昼職の求人情報をじっくり読み込んでみよう
求人票を見るとき、ついつい仕事内容やぱっと見の給料に目を奪われがちですが
- 給料
→ 掲載されてる額は税金などが引かれる前の給料です - 休日
→ 年間休日105日以下の会社はやめたほうがいいです - 福利厚生や待遇
→ 交通費やボーナス・残業代は出ますか?
以上の点も忘れずにチェックして下さい。
また、雇用形態については正社員が理想かもしれませんが、個人的には給料や福利厚生さえしっかりしていれば、それ以外の雇用形態でもいいかなと考えます。
私もキャバクラ卒業後初めて勤めた会社は契約社員として入社しました。その理由は後述します。
もちろん個人の価値観なので、正社員がいいと言う人は正社員に絞って探せばいいのですが、その分採用のハードルは上がるので努力する覚悟が必要です。
この時期はとにかく色んな会社の求人票をくまなくチェックして、どんな仕事なら自分にできそうかを考えつつ、昼職についての情報を集めましょう。
キャバクラ辞めてどこに転職する?希望職種を考えよう
接客業ならキャバ嬢にもわりと寛大
求人チェックをして、昼職のことが何となく分かってきたら、次は希望職種を絞って求人チェックをします。
また、キャバクラから昼職に転職するというと、「営業職」「接客・販売職」をお勧めされることが多いです。
まじか。キャバクラあがってまで客相手の仕事したくねえ。
と思う人もいるでしょう。かつての私も思いました。しかし、
営業職や接客業は、やる気と愛嬌さえあれば水商売の人でも積極採用してくれる、ありがたい職種です。
そして、客商売がしたくない時の選択肢は以下2つ。
- 接客業回避のため特別なスキルを磨くか
- 職歴を作るために一度接客業に就くか
どちらが正解とかないので、できそうな方からトライして難しければ方向転換するのもOKです。
私は接客業に就きました
ちなみに私は、キャバクラ卒業後すぐに自分の希望職種につけるとは思えなかったので、まずは接客業に就くという選択をしました。
とにかくキャバクラ経験者でも採用してくれる接客業に契約社員として入社し、昼職の経歴を積む+パソコンスキルを磨こうと考えたからです。
「今は雇ってくれる会社で昼職の経験を積んで、いずれ本当に希望してる職種に転職しよう。」
こう考えていましたし、この時の判断は今でも間違っていなかったと思っています。また、これが先ほど上で書いた私が契約社員を選んだ理由でもありました。
ちなみに、その後は無事転職して現在は正社員として働いています。
履歴書を書こう!キャバクラの経歴はなんて書く?
どうする!?履歴書の経歴欄に「キャバクラ勤務」はアリ!?
希望職種も決まればあとは、いいなと思う求人に応募していきます。
そして求人応募が完了すると、応募した会社から「履歴書を送って下さい」「履歴書持参で面接にお越し下さい」と言われることがあります。
しかしここで
【履歴書の職歴どうする問題】が爆誕します。
- 履歴書の経歴欄にキャバクラ勤務って書いていいの?
- キャバクラ勤務なんて履歴書に書いたら採用不利になりそう
- でも何も書かなかったら空白になるし・・・
と、いう悩みが発生します。キャバクラ歴が長ければ長い人ほど大問題です。
私は履歴書でキャバクラに触れたことはありません
正直、キャバクラの経歴を書いたほうがいい・書かないほうがいいというのは、その履歴書を見せられた面接官次第なので、正解はありません。
しかし、私は今まで一度も正直にキャバクラの経験を書いたことがありません。
ただ空白になるのも気まずいので【飲食店のアルバイト勤務】と書いてきました。う…うそじゃないし…。
また、面接でそのアルバイトについて聞かれた際には、高校生のときに3ヶ月間だけアルバイトをした、焼肉屋での思い出を無理やり引っ張り出してきて手短に乗り切っていました。
とはいえ、かつてのキャバクラ仲間には「正直にキャバクラ勤務って書いて採用された!」という人もいたため、本当に正解はありません。
キャバクラから昼職に転職するなら覚悟しよう
給料は減る
まず給料は減るので、絶対的に生活水準を下げる必要があります。
ちなみに、私が初めて昼職で得た月給は確か手取りで15万円前後でした。
自由に使えるお金が減る覚悟をして、節約術を身につけましょう。
生活リズムを直す必要がある
毎日早起きは決定事項です。
朝型の人は苦にはならないと思いますが、夜型の人にとってはかなりつらいと思います。
昼職を意識し始めたと同時に、生活リズムを徐々に朝方にシフトしましょう。
嫌な人がいない世界はない
「お客さんがうざい」「夜の人間関係に疲れた」という理由で昼職への転職を希望する人もいますが、ぶっちゃけ昼とか夜とか関係なく嫌な人・ウザい人・嘘を吐く人はいます。
辞めたいと思ったときがキャバクラの辞め時
キャバクラから昼職への転職を考えた際、私は慣れた生活環境を変えることに不安を持ちましたし、何より
「転職するには遅すぎて、今からじゃどこも雇ってくれないんじゃないか」
という、もはや恐怖心すら抱きました。
その不安や恐怖心が邪魔をして、なかなか転職活動に踏み切れずにいた時期もあります。
しかし今になってみれば、キャバクラを楽しめるうちは水商売をすればいいし、昼職に転職したいなら即転職すればいい、それだけのシンプルなことだったと思います。
転職したいと望むあなたが、素敵な将来を掴めるよう祈っています。
んじゃまた。
29歳の現在は無事に、中小企業ですが毎日パソコンをカタカタする仕事についています。