上から目線の人物とはできるだけ距離を置きたいものですが、上から目線の上司は腐っても上司という手前、こちらの都合だけで勝手に距離が置けないので困ります。
どれくらい困るって、うっかりぶっ飛ばしたくなるくらい困る。
上から目線だと絶望する人物ランキング1位が親だとしたら、2位は上司だと考えています。こんにちは、どぶのごみ子です。
上から目線の上司っていますよね。
ネットで「上から目線の上司はかわいそうな人だから許して好きになろう」みたいな記事を見かけました。
無理。
そういう意見を批判してるんじゃないんです。というか理想です憧れです。そんな心優しい人に私もなりたかった。
でも絶対ムリ。さっきも言ったけど全然ぶっ飛ばしたい。私にそんな万物を愛す仏のような心はない。
でもだからって、そう易々とぶっ飛ばすのも不可能な話で。
ということで今回は「上から目線の上司をぶっ飛ばしたくなった時の対処法」がテーマです。
こんな記事を書いてる私も、「上から目線 上司 抹殺する方法」とかでググるあなたも、何だかんだ言ったって大人ですから。
ぶっ飛ばさずに何とかする方法を一緒に探せたらと思います。
上から目線の上司の特徴
上から目線の上司の特徴をサクッとまとめるなら「人を不快な気持ちにさせる天才」で終了なわけですが、もうちょっと具体的にいうなら以下のような特徴があります。
- 無益な自分の話が多い
- ナチュラルにマウンティングする
- 謎に攻撃的
- 自分に絶対の自信を持っている
それぞれ心からの憎しみを込めて補足します。
無益な自分の話が多い
まず前提として、上から目線の上司は圧倒的に何の得にもならない自分の話が多いです。
とにかく俺の!俺の!俺の話を聞けえええ~(byクレイジーケンバンド)って人間性を持った人が上司になってしまうと、立場にかこつけて上から目線に語ってしまいます。
武勇伝、凄さアピール、他人を全否定。
聞いてねえよ知らねえようるせえよファッキン。
しかし本人的には気持ちいいことが好きなだけで、特に誰かを不快にしたいとは思っていません。悪気がないだけに残念です。
ナチュラルにマウンティングする
「あ、仕事できた?ミスなしですごいじゃん!でも俺が自分でやればもっと早く結果出せたけどね」みたいなやつ。
おう、じゃあお前がやれや。
仕事の出来や能力、評価など、上から目線の上司はとりあえずいつでも誰かと競いたがります。
そして、「自分のほうが優れてるぞ」ということをアピールするのです。
このタイプの上司は、相手を不快にするためにやっているというよりも、単純に自分の凄さを知らしめたいという自己中心的な考えでやっている人のほうが多い気がします。
謎に攻撃的
「あ、仕事できた?遅くない?私ならもっと早くできると思うけど、あなた何やってたの?」みたいなやつ。
だから!だったらお前がやれっつーの!!
このタイプの上から目線の上司は、さきほどのマウンティング上司が激化したパターンです。
自分のほうが優れていることを示す手段に、相手を攻撃することを選ぶ人なので、正直このタイプの部下になってしまうと死ぬほど苦労します。
なぜなら攻撃的な上から目線の上司のなかには、部下を不快にすることにささやかな楽しみを見出している人が多いから。
悪意を含んでいるぶん、こちらの憎しみも燃え上がり厄介です。
自分に絶対の自信を持っている
- トラブルが起こっても原因が自分にあると疑わない
- トラブルの原因が自分でも絶対に謝らない
- 「俺についてこい!」みたいな態度とか取っちゃう
- 人の人生とか生き方にまで口出ししちゃう
こんな、自分に絶対の自信を持ってる系上司も、じわじわと部下を苦しめます。
自信がないからこそ、上から目線の振る舞いに出ることも少なくないそうですが、とにかく自分を大きく見せるその姿勢には付き合いきれません。
特に最後に上げた、自信に溢れすぎて部下のプライベートな部分にまでペロペロッと気安く触れてくるタイプならもう最悪。
「どぶのさんは素直だしさ~、彼氏とか作ったほうが人生豊かになるよ!結婚とか子供は?結構向いてると思うよ?」みたいなやつ。
SHINE!!!!
本人的には、部下の人生相談に乗ってあげてる気でいたりするもんだからもう最悪。まじ最悪。
上から目線の上司への対処法
そんなぶっ飛ばしたさMAXの上から目線の上司ですが、関係を完全に断ち切るためには、上から目線の上司が会社を去るか、あなたが会社を去るか、の二択です。
もちろん本気でストレスが限界なのであれば、あなたが会社を去るしかありませんが、できたら辞めずに何とかやり過ごしたいと考える人がほとんどなのではないでしょうか。
ということで、上から目線の上司を適当にやり過ごす3つの対処法を紹介します。
ちなみに私は一つ前の項目で散々暴言を吐きましたが、正直腹を立ててもあまり意味がないので、「あ、また頭の悪いこと言ってるや^q^」と思いながら接するのがおすすめです。
聞き流す
上から目線の発言をした上司に対し、全力で聞き流す方法です。
私だって入社間もないころは、上から目線に丁寧に応えていましたが、最近は
「あーーーハハハ…」
という、サハラ砂漠をも上回るカッサカサの愛想笑いで聞き流し、全てを終了させています。
私的には「あーーー」の部分で同調してる感を演出できてると思っていますが、上から目線上司の反応はあまり良くないので、上司との関係を良好に保ちたいならせめて
「あー、そうなんですかー」
くらいの相槌は打ったほうがいいかもしれません。
冗談ぽくツッコむ
上司に上から目線のことを伝えたいのなら冗談ぽく
「結構上から目線ですよねー」
と伝えてみるという方法もあります。
ただ、伝えたところで何も変わらない可能性のほうが高いことは頭に入れておきましょう。
注意点としては、怒り最高潮で言うとめちゃめちゃマジトーンになってしまい、職場の空気が凍るので、あくまで冗談ぽく伝えてください。
仕事以外の関りを全力回避
上から目線の上司に疲れた部下の多くがここに辿り着きます。
そう、上司とできるだけ距離を置く。
こうなると部下は上司を頼らなくなるので、自分で考え独断で仕事を進めてしまうことも少なくありません。
部下個人のスキルはめちゃめちゃ伸びますが、職場としては崩壊の始まりです。
ただ、上から目線の上司と働く中では、最もストレスを抑えられる&個人のスキルが伸びれば転職も有利になる方法のため、個人的にはおすすめ。
上から目線の上司よ、滅べ
ナチュラルに人に不快感を与える上から目線の上司は、部下を苦しめる存在です。
上から目線の上司の下で働くことになった日には、眩暈を覚えるほどの絶望に打ちのめされそうになると思いますが、どうせどこの会社にも一人くらいは上から目線の奴っているもんですし、耐えられるうちは何とかやり過ごしてもらえたらなと思います。
クソ野郎上から目線の上司から得ることが唯一あるとしたら、「自分は人にこんな態度を取ったらダメだな」と改めて気づかせてくれることです。人間気づくと調子づいちゃう生き物ですからね。
ちなみに人間関係を理由に退職するなんて世の中てんで珍しくもないので、「上から目線過ぎて本気で無理だ」と感じたら転職したっていいのです。
会社で一番難しいのは仕事ではなく人間関係だと思います。
んじゃまた。