私の一人暮らしも、気づけば10年越え。こんにちは、どぶのごみ子です。
今回、一人暮らしを検討されている読者様から「一人暮らしの家に関するブログを…」とリクエストいただき、思わず血が騒ぎました。
何たって私は、無類のお家好き。
以上の経歴から若い時分は常に住処に不満があり、一人暮らしを始めてからはいつだって「自分だけの城」を愛してきました。
色んな城に住みたくて年1頻度で引っ越しをしていた時期もあり(アホ)、あらゆるタイプのお家に住んできたという自負もあります。
ということで今回は「一人暮らしの場所と家の決め方を語ってみる」がテーマです。
私はわりと変な場所や家に住みたがる傾向があるので参考になるか不安ですが、あくまで一意見として役に立てば嬉しく思います。
一人暮らしの私が今住んでる家
お家選びをする際「決め方を知りたい」と思うのと同時に「同じような状況の人はどんな家に住んでるの?」ということも気になるのではないでしょうか。私は結構気になります。
そこで、絶賛一人暮らしを送る私のお家を紹介してみようと考えました。
\ こちらが、今の私のお家です /
お家の間取りは一般的な1DKで、入居歴は2年ほど。
築年数20年を超えているため家賃は、周辺の築浅1Rと同じくらいの価格です。
なお、私がこの家を選んだ一番の決め手は「収納の広さ」でした。
私は室内にごちゃごちゃと物が出ているのが好きではないので、できるだけ大きな収納があるお家を求めていたのです。おかげで洋服や掃除道具もスッキリ!
一人暮らしで住む「場所」の決め方
「どんな家に住むか」と同じくらい重要なのが「どんな場所に住むか」です。
どれだけ気に入ったお家でもへんぴな町にあれば住めないので、まずは「住む場所の決め方」を心得たいですよね。
私が住む場所を決めるときに重要視しているのは「住みやすさ」一択です。
- よく行く街に20分以内で行けること
- 最寄り駅に特別快速や新快速が停まること
- 活気のある商店街があること
具体的に言うならこのあたりが条件となります。
私は車を持っていないので、交通の利便性はとても大切なのです。
さらには程よく「下町感」があり活気づいていることも重要で、家の近くには商店街があると嬉しいタイプ。
商店街があったほうが色んな品物が安く手に入るし、普通のスーパーではあまり見かけない品々にも出会えて楽しいです。
また、適度に活気がある商店街にはスーパーも隣接していることが多く、結果的に買い物がぐっと便利になります。
「街の治安」はあまり気にしていない…
一人暮らしの場所や家を決める際「安全面」に気をつけることは大切です!
…とは私も思うのですが、実は「街の治安や犯罪件数」についてはあまり意識していません。
ダウンタウンとお揃いの兵庫県尼崎市で生まれた私は、そもそも治安のいい街と相性が悪く、治安の悪い街を「愉快な街」と捉えて積極的に住みたがる傾向があることも事実です。
ですが、そんな個人の悪癖を抜きにしたって「安全な住処」のカギを握るのは、街全体ではなく家の立地だと思います。
このような経験を経て現在は、街の治安はほとんど考慮せず、家の場所や周辺状況、セキュリティ設備にだけ目を向けています。
多くの人は「治安のいい街」を求め本当はそれが正解だとも思いますが、やはり治安がいい街は家賃も高くなりがちなので、そんなときは少し治安悪めの街に決めてもいいんじゃないかな?というのが個人の意見です。
ちなみに今住んでいる街は、何事かを叫びながらチャリで車道を爆走するおじいちゃんを内見時に目撃し、周囲も平然としているカオスさから住むことを決めました。もちろん「治安がいい街ランキング」には乗っていません。
一人暮らしで住む「家」の決め方
私が、1人暮らしの家を決める際の必須条件は以下の通りです。
- 2階以上:虫との遭遇が怖い
- バス・トイレ別:何となく分かれててほしい
- 室内洗濯機置き場:夜中に洗濯するので外だとうるさそう
- 都市ガス:プロパンのガス代怖い
- 木造NG:生活音トラブル怖い
- エアコン付き:持ってないから
- 駅とスーパーは徒歩10分以内:楽したい
- 大通りに面していて人通りが多い:私なりの防犯対策
我ながらわりとワガママですw
家を決める必須条件は何が正解というわけでもないので、ぜひ自分に合った条件リストを作ってみてください。
ちなみに、上記の条件以外にも私には「個人的3つの重要条件」があるので、一応それぞれお話します。
広さは30㎡以上
一人暮らしのお家の広さは一般的に25㎡程度が平均といわれているので、30㎡以上を望む私は少し贅沢を言っている形になります。
また、私は広めのお家が好きですが「自分の主張が絶対に正しい!」とも思っていません。
というのも「家には寝に帰るだけ」「休日も外出したい」といったようにアクティブで留守がちな方は、家賃の安いコンパクトな家のほうが適していることもあるから。
ですが、私は超ド級のインドア人間なので、何日も狭い部屋でじっとしていると小屋にぶち込まれた家畜のような気持ちになり息が詰まります。
自分に合ったお家の広さは人によってそれぞれ違うので、まずは内見で色んなお家を見てみてはいかがでしょうか。
キッチンは広め
自炊する気がないのであればキッチンの広さなんてどうでもいいです。
しかし、少しでも「簡単な料理くらいはやろうかな」と思うのであれば、キッチンは広めをおすすめします。
一人暮らし用の物件は、小さなIHコンロがついただけの簡易キッチンのお家も多いですが、狭いキッチンは当たり前に使い勝手が悪いです。
「狭いキッチンでも使いこなせる!お料理大好き!」という猛者でもない限り、次第に使い勝手の悪いキッチンに嫌気が差し料理をしなくなります。(実体験)
ベランダはないと嬉しい
今の家はベランダがついていますが、かつて「ラブホを改装してマンションにした家」に住んでいたときはベランダがありませんでした。
私の一人暮らしにベランダはいりません。
「全く使わないこと」「掃除が面倒なこと」が、ベランダ不要説を唱える理由です。
私には、家庭菜園やガーデニングを楽しむ趣味も、ベランダでゴミを保管する習慣もありません。さらには、洗濯物はいつだって部屋干し派。
なのにベランダってば、使ってなくても砂埃や鳥の糞、たまの虫の死骸で汚れるから本当イヤになります。
一般的にはベランダがあるお家のほうが多いと思いますが、個人的に全く使わない場所を掃除するのは結構イラっとするので、できれば最初からないほうが嬉しいです。
一人暮らしの「家」を決める際のアドバイス
最後は、ちょこっとしたアドバイスや貰った質問にお答えします。
譲ってもいい項目は気にしない
家を探す際はあらかじめ「絶対に譲れない項目」をいくつか決めておき、反対に「譲ってもいい項目」については一切気にしないくらいのスタンスでいたほうがいいでしょう。
そりゃ誰だって「何でも揃った素敵なお家」が理想ですが、あれもこれもと欲張ると条件が絞られ過ぎて希望の家を見つけるだけで骨が折れます。
もちろん安易に妥協する必要はありませんが、やはり所詮は「借り物の城」なので、多少の譲歩は必要です。
「あってもなくてもどちらでもよい」と思っていた設備がたまたま「あり」だと、何となくハッピーな気持ちにもなれますし。
一人暮らしに近所付き合いはありません
このブログを書くきっかけをくれた読者様から「近所付き合いはどうしていますか?」という質問もいただきましたが、私の一人暮らしに「近所付き合い」という文字は存在しません。
これまで一度も引っ越しの挨拶をしたこともされたこともなく、何なら現在も自分の隣の部屋に誰が住んでいるのか知らないまま。
また、単身者向けの物件にばかり住んできたからか、マンションの組合や町内会などに加入させられたこともないのです。
しかし、今回の記事を書くにあたりネットで調べてみると、一人暮らしの賃貸でも町内会に加入し近所付き合いが必須なところもあるそう。
不安なら家選びの際、不動産屋さんに「町内会の加入はどうなっていますか?」と質問してみてもいいかもしれません。
一人暮らしにぴったりなお家が決まりますように
今回は、一人暮らしの家の決め方についてのお話でした。
お家は毎日過ごす場所なので、できるだけ気に入ったところに住みたいですよね。
よって、即決できるほど気に入った家が見つからないなら、じっくり考えたっていいと思います。
あれこれ悩むと不動産屋さんが「早く決めないとすぐに埋まっちゃいますよー」ともれなく急かしてきますが、気にする必要はありません。
早く決めてほしいからそう言っているだけの不動産屋さんも多いですし、もしも本当に埋まってしまったのならそれは単に「縁がなかった家」なだけ。
私も家選びの決め手に欠け悩んだときは、どれだけ不動産屋さんにせっつかれても頑なに「一度持ち帰ります」と言って譲りません。
ちなみにあまりにもしつこく急かされると、担当者さんのことを嫌いになるので不動産屋そのものを変えますw
一人暮らしを検討しているあなたに、素敵なお家が決まりますように。
んじゃまた。