仕事ができない後輩を持ってしまった。
何度もミスするし同じこと聞きまくるし何度説明しても全然仕事ができるようにならない・・・あああストレスたまる・・・
頼むから
仕事できるように
なってくれよ・・・!!!
毎日こんな祈りに近い気持ちで必死に後輩に接している先輩社員の皆様、どうもお疲れ様です。そしてこんにちは、どぶのごみ子です。
「後輩が仕事をできるようにならないのは自分のせいだ」と自暴自棄になったり「仕事のできない後輩なんてクソ野郎だ!」と後輩を呪ってしまいそうになったり、仕事ができない後輩はとにかく先輩社員のストレスゲージを急上昇させる天才。
ということで今回のテーマは「仕事ができない後輩の特徴と対処法」です。
仕事ができない後輩に手を焼いてストレスMAX!という方のお役に立てれば幸いです。
仕事ができない後輩にストレスを感じる理由
仕事ができない後輩にストレスを感じる理由は簡単で、単純に
仕事を増やすから
ですよね。例えば以下のような仕事。
- ミスやトラブルのフォロー
- ミス防止のチェック
- 同じ内容を何度も指導
仕事のできない後輩が一人いるだけで先輩である自分の仕事は格段にボリュームアップします。
しかも仕事のできない後輩のミスが発覚するタイミングは誰にも分りません。
予測が立てにくい仕事のボリュームアップに振り回されることで、ストレスが溜まっていきます。
仕事ができない後輩の特徴5つ
メモを取らない・取り方が下手
仕事ができない後輩は何故かメモを取ろうとしません。
また、取るよう促してもただメモとペンを握りしめているだけだったり、逆にこちらの言ったことを一言一句メモに書き起こそうとします。文字起こしかよ。
要点を掴まないので、当然いつまで経っても仕事ができるようにはなりません。
自分で考えない
別に会社なんて指示されたことにだけ忠実でいればいいとは思うのですが、仕事ができない後輩は通常では考えられないような細かい指示を求めたり、どうでもいい確認をしてきたりします。
そういえばかつて、電話が鳴ったら出てねといくら言っても電話が鳴るたび「電話に出ますか?」と聞いてくる後輩がいました。頼むから黙って受話器をあげてくれ。
過度な指示待ちは指示を出す側・出される側ともに手間が増えるだけです。
苦手な仕事から逃げようとする
仕事ができない後輩は苦手な仕事や面倒な仕事を後回しにする傾向があります。
仕事の優先順位よりも自分の感情を優先し、後回しにした仕事を仕事が早く終わった人に肩代わりさせることも珍しくありません。正直一番タチが悪いタイプ。
苦手だったり面倒な仕事から逃げるので、慣れたりコツを掴むこともできず、一向に成長しません。
変なところにこだわる
仕事ができない後輩は自身でマイルールを設けて、こだわりのやり方や手順があることもざらです。
後輩独自の方法でもミスなく時間内に終わればぶっちゃけ何だっていいのですが、残念ながらそうではないため、先輩はストレスで頭を抱えることでしょう。同情します。
方法の改善を提案してみても基本的に「でも」「だって」と言うばかりで素直に聞き入れてはくれません。
自分が仕事ができないことに気づいていない
仕事ができない後輩は自分を客観的に見ることも苦手なため、自分は仕事ができないと気づいていないケースも多々あります。
「自分は仕事ができていない、ヤバい」と思える人は現状を打破しようと努力しますが、仕事ができない人に限って「自分はそこそこ仕事ができているし、頑張ってもいる」とか平気な顔して言います。やかましいわ。
自分の仕事ぶりに後輩本人は満足しているので「仕事ができていないのでもっと頑張ってほしい」とストレートに伝えるとへそを曲げてしまうことも珍しくありません。
仕事ができない後輩の対処法3つ
仕事ができると期待しない
生まれたての赤ん坊が自力で歩かないことをストレスに感じないのは、元々赤ん坊は歩けないと知っていて、赤ん坊に歩くことを期待していないからです。
同じ原理で、仕事ができない後輩の仕事ぶりに期待をしなければ、ストレスは減らすことができます。
「簡単な仕事ならできるはず」「普通これくらい考えられるはず」と勝手に決めつけて、できるだろうと期待をするからそれが裏切られたとき腹が立つわけで、最初から仕事ができると期待をしなければ特に腹も立ちません。
「やってくれたら嬉しいけどできないだろう」くらいに思っているのが一番気楽でいいと思います。万が一できなかった場合のことも想定しやすいので、フォローにも入りやすいです。
仕事をあまり振らないようにする
後輩に仕事を割り振る時や、「何かお手伝いすることはありますか?」と尋ねられた時には、量の少ない・重要度の低い仕事を振るのも手です。
仕事ができない人の仕事量を減らすということは、仕事ができる人の仕事量を増やすということになるので多用は禁物ですが、とにかく今は後輩で手を煩わされたくない、という逼迫した場面では非常に効果を発揮します。
また、この手法を取る際には上司や先輩に一言報告しておくことをおすすめします。
「後輩は仕事ができないので重要な仕事を任せたくありません」といった内容をもう少しオブラートに包んだ言い方で。適材適所とか。
重要なのはふんわりでも「後輩は仕事ができないですよ」ということを上司の耳に入れること。
仕事を振られないことを不服に思う後輩が上司に異議申し立てをする可能性もあるので、予め後輩の仕事ぶりを上司の耳に入れておいたほうが後々のトラブルを回避できます。
対応に差をつけない
期待しない・仕事を振らない、と言うと仕事のできない後輩にものすごく冷たく接しろ、と言っているようですが、面と向かってバリバリ敵意をむき出しにしたり、あしらったように接する対応は絶対にNGです。
先輩から冷たくされれば後輩はやる気を失いますし、仕事なんてどうでもいいや~と仕事を適当にやるようになる可能性があります。
下手したら今以上に後輩の仕事のできない具合に磨きがかかるかもしれません。
ベタベタ仲良くしたり、気を使って話しかけまくったりする必要はありませんが、明らかに他の人よりも冷たく接したり、挨拶を無視したりするような対応はしないようにしましょう。
あとはまあ、非常に打算的ではありますが、仕事ができない後輩にも優しく接することで自分自身の評価に繋がる場合もあります。とにかく平等に接しておいて悪いことはありません。
仕事ができない後輩を意識しすぎるとストレスがたまる
どうしたら仕事ができるようになってくれるんだろう
仕事ができない後輩をもつと、ついつい後輩本人を責めてしまったり、時にはそんな自分ごと責めてしまって、非常にストレスがたまるもの。
しかし後輩に限らず、仕事のできない人というのは一定数います。
皆が皆できると決めつけてはいけません。
会社というのは一定数仕事ができない人がいる場所だと割り切ってしまえば、仕事ができない後輩に強いストレスを感じることはほとんどありません。
仕事のできない後輩を心配しすぎたり、やる気を出そうとしてみたりといったような意識しすぎた言動は自分も、後輩自身もストレスになります。
仕事ができない後輩にはできることだけやってもらって、期待せずほどほどに付き合いましょう。
そもそも後輩を育てるとか、後輩指導みたいな作業は大層根気のいる作業です。
「急いでどうにかしないと」と思ってどうにかなるものではないので、気長に付き合っていかないと先輩側の身が持ちません。
別に、仕事ができない後輩が生まれてしまったのはあなたのせいではありません。
仕事のできない後輩本人だけのせいでもありません。
誰のせいとかいう問題ではないのでしょうね。ただの事実です。
事実は中々変わらないので、適度に付き合っていきましょう。
それでは次の更新でお会いできれば幸いです。