仕事がいっぱいいっぱいで泣いたあなたに伝えたいこと

仕事がいっぱいいっぱいで泣いたあなたに伝えたいこと 仕事
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泣くほどいっぱいいっぱいな仕事をしている、あなたがとても心配です。こんにちは、どぶのごみ子です。


私もかつて一度だけ仕事でいっぱいいっぱいになり、泣いたことがありました。

私の場合は終日ぼーっとしてるクソ上司を横目に、1人では到底終わらない量の仕事に追われ、1日12時間労働を週6日か7日…という超絶ブラックな環境で働いていた時のことです。


ある日の仕事の帰り道、ただの道端でいきなり涙がドブワァァァァって。


待ってくれ涙のバルブ、ここじゃマズイ。マズすぎる。


とか頭では考えられるんですけど止まんないんですね。

幸い家まであと数分というところだったので、とりあえずオッフオッフ嗚咽を漏らしながら家まで走って返りましたとさ。


当時はいっぱいいっぱいな状況に立ち向かう行動力も、退職を決意できるほどの勇気もなかったので、ただ耐えてやり過ごすしかなかったのですが、今そんな自分に声を掛けるなら

「早めに自分を守る行動をしたほうがいいよ」

と言いますね。


ということで今回は「泣くほどいっぱいいっぱいになる仕事を安易に続けるのは危険」がテーマです。

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状況問わず、いっぱいいっぱいで泣く仕事はわりとやばい

状況問わず、いっぱいいっぱいで泣く仕事はわりとやばい

そもそも、仕事でいっぱいいっぱいになる状況は、主にこの2種類に分けられます。

  • 自分に合ってない仕事をしている
  • 誰がやっても無理な仕事を任されている

仕事が覚えられない、ミスが直らないなどの場合は「自分に合ってない仕事」、労働環境や人間環境が最悪などの場合は「誰もが無理な仕事」です。

「無能だから仕事が覚えられない・できない」という考え方もありますが、私はあんまりしっくりきません。人には向き不向きがあります。


そして、どっちの状況であっても結構やばい。

だってそれって言い換えれば、よほど適性がない仕事をしているか、よほど過酷な労働環境にいるということでしょう。


言ったって大人ですし、ちょっと適性がない、ちょっと過酷な環境くらいじゃなかなか涙って出るもんじゃありません。

いっぱいいいっぱいになって泣くってのは、それほど仕事が心の負担になっているということで、メンタルがかなりダメージを受けている証拠。普通にやべえですって。


真面目な人ほどいっぱいいっぱいな状況を無視してムリしがちですが、まずは現状のやばさを自覚し、対策なり行動なりが必要だと気づくべきです。

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仕事でいっぱいいっぱいになって壊れた人も見た

仕事でいっぱいいっぱいになって壊れた人も見た

私が働いていた職場では、私以外にもいっぱいいっぱいになり、ついにはパンクした人が何人かいました。

ここでいうパンクした人とは、会社を辞めたってすぐには治らない、大規模なダメージを受けた人のことを指します。


もちろん、ぶわーっと泣いても次の日から一見ケロッと(たぶん内心はケロッとしてないと思うけど)出社する人が大多数。


しかし中には、泣いた次の日から出社できなくなった人、人が変わったように顔から表情が消えてうつ病の診断書を持ってきた人なんかもいたから、私はあなたが不安になるのを承知で「やばい」と言っています。


心も体も、壊れてからじゃ遅いです。


私だって、あなたがくたびれて壊れないといいなあと思ってはいますが、あなたを守ることはできません。

そしてこれは、あなたの家族とか恋人、友人でも同じこと。

あなたを守れるのはあなただけだからこそ、いっぱいいっぱいな現状を迂闊にやり過ごさず、自分を守る行動を取ってほしいのです。

仕事がいっぱいいっぱいで泣いてしまう時にやるべきこと

仕事がいっぱいいっぱいで泣いてしまう時にやるべきこと

仕事がいっぱいいっぱいで泣いてしまう時に、あなたがやるべきことは「状況分析」「改善余地を考慮」「行動」です。

いっぱいいっぱいな状況を分析する

まずは状況分析です。

「仕事でいっぱいいっぱい」つったって、仕事量が多いのか、人間関係がクソなのか、労働環境がゴミなのかなど、状況によってその後のアプローチが変わります。


いっぱいいっぱいな状況の時ほど「もう嫌だ!苦しい!」という感情に支配されがちですが、ここは頑張って落ち着き、冷静に考えてみましょう。

  • いつからいっぱいいっぱいな状況なのか
  • いっぱいいっぱいな状況が終わる見込みはあるのか
  • いっぱいいっぱいになってしまう原因は何か

このあたりをチラシの裏にでも書き出すと、案外自分の核心が見えてくるのでおすすめです。

いっぱいいっぱいの状況が改善できるか考える

状況や原因が明確になったら、次は改善の余地を考えます。

  • 今は慣れないことだらけだけど、慣れたら泣かずに済みそう
  • 上司に言えば仕事量を減らしてもらえそう
  • 異動をすれば頑張れそう

こんな風に思えるなら、状況が改善する余地はありますよね。


また、改善できそうという判断をした場合、そのために必要な自分の行動は何かということも一緒に考えてみてください。

いっぱいいっぱいから逃れる行動をする

最後は、とにかく状況を変える行動を取りましょう。

状況改善の余地がある場合は改善させるための働きかけを、改善の余地がない場合は転職や退職に向けた行動を取ります。


転職や退職の場合、もちろんそう易々と仕事を辞められる人ばかりではないと思うので、とりあえず仕事と並行して転職活動を始めるところからスタートすればいいでしょう。


…が、本気でいっぱいいっぱいで毎日泣いてばかり、という人はできたら早めに辞めてほしいのが勝手な本音。

生活を守ることはとても大切なことですが、それも心身の健康あってこそだと思うのです。

仕事がいっぱいいっぱいで泣いてしまったあなたへ

仕事がいっぱいいっぱいで泣いてしまったあなたへ

もう涙は止まったのでしょうか。大変でしたね。


泣いてスッキリするならしこたま泣けばいいと思いますが、仕事がいっぱいいっぱいで出る涙は、デトックス効果のある物質というよりかはただの心の悲鳴のように思えてならないので心配しています。


繰り返しになりますが、大の大人がいっぱいいっぱいになって、あまつさえ泣いてしまうような仕事ってわりとやばいです。


ストレス耐性がないだとか、もっと根性入れろとか、仕事なんだからプライド持ってやれとか、いやまあそうなのかもしらんけど、


仕事って、そんな心が死ぬ瀬戸際を攻めながらやるもんなの?


個人の考え方があるでしょうが、私は絶対ごめんです。


単に合わない仕事をして泣いてしまうというケースもあるので、一概に会社が悪いと言っているわけではありません。

人には持って生まれた才能とか性質があるので、ギリギリまでメンタルが削られるような仕事は、単純にその人に合っていない仕事なのだと思います。


いっぱいいっぱいで泣いてしまうというのなら「どうすれば泣かずに済むのか」ということをよく考え、自分を守ってほしいです。

涙は絶対止まるものなんだぞ!


んじゃまた。