去年もやった「買ってよかったもの」ブログ、年末恒例行事にしたいと思います。こんにちは、どぶのごみ子です。
ちなみに買ってよかったものブログの2020年版はこちら
といっても今年は去年より働いていないので、唯一の趣味である読書用の本と、細々した生活用品にしかお金を使っていません。
よって今回のテーマは「2021年に買ってよかったもの&読んでよかった本を、写真とともにお届けする」です。我が家が薄暗いのと私にセンスがないせいで、今年も写真はきれいじゃないよ!
2021年買ってよかったもの
2021年は「ざっくばらんな色々編」と「美容編」に分けて紹介します。
2021年に買ってよかったもの:色々編
低反発クッション
・椅子でも床上でも使える
・悪い姿勢がましになった
腰やお尻の負担を軽減してくれるクッションです。
コロナワクチンを接種した際、1回目の時点で全身がバッキバキになり、お尻が凝り過ぎて椅子に座っていられなくなったので購入しました。
ですが買った今なら思います。
ワクチンとか関係なく買っとけばよかった…!
私はもともと姿勢の悪さからくる腰痛&ケツコリを抱えていますが、こいつを使うと悪い姿勢が取れないので必然的に腰とケツが守られるのです。
床に置いて座布団代わりとしても使えるので、今は家中で重宝しています。
ペタッとムシモン
・めっちゃゴキブリと距離が取れる
・使い切りシートで衛生的
虫をくっつけて除去できる、マジックハンド的アイデアグッズです。
夏場にベランダでGに死なれるという事件が起こり、半泣きで購入しました。
粘着シートを虫に被せシートをくるっと織り込むことで、虫を見たり触ったりすることなく処理できる優れもの。
「コスパ悪くね?」という事実に気づきつつ、虫嫌いの私にとってはまさに救世主であり、勢い余ってペタッとムシモンだけで1記事書いたほど。
持ち手の長さがMAX80センチまで伸ばせるので、虫と大きく距離を取れるところもお気に入りです。
スマートウォッチ
・睡眠~生理まで一通り管理できる
・安いのでガンガンぶつけてもあんまり心配じゃない
お手頃価格のスマートウォッチです。
「スマートウォッチ使ってみたいけど、Apple Watchほど立派な物はいらないんだよな~」という気持ちで購入しました。
私にとってはこれが初スマートウォッチなので、お高い商品とは比較できないのですが、個人的には機能面に不足はなく満足です。
睡眠管理で惰眠をむさぼっている時間をカウントしてくれるのも面白いですし、生理前になると「心づもりしとけよ!」と通知してくれるのも助かります。
スマホにくる通知よりも長文のLINEが読めるので、既読をつけずにLINEの内容だけ確認したいときにも便利。
glo Hyper+
・本体が超安い
・一体型で使いやすい
ヤニカスのための加熱式タバコです。
長年マルボロ愛好家だった私は去年までアイコスユーザーだったのですが、近所のgloショップが驚きのロープライスで叩き売っていたので衝動買いしました。
実は私、アイコス・グロー・プルームテックと、加熱式タバコの代表デバイスを全て所持しております。
初期の頃のグローは正直吸いごたえが全くなく、こんなんで満足できるかあああ!という理由により使っていませんでした。
しかし、時代は進化したのですね。ハイパープラスともなればきちんと吸いごたえがあり美味しいです。
デバイスの価格もアイコスより格段に安いですし、ホルダーとチャージャーが別々じゃないほうが個人的に使いやすいので、今はグローに一服タイムを支えてもらっています。
ちなみに、今年買ったにもかかわらず既に外装がズタボロなのは、バイオレンスな私がよく落とすから。
いも飴
・めっちゃおいしい
・とにかくおいしい
おいしいがゲシュタルト崩壊しました。芋と水飴から作られてる、シンプルな飴です。
個人的に2021年一番の出会いといっても過言ではないこの品。
2020年までの私は芋の飴がこの世に存在することすら知らなかったのですが、近所の商店街で売られているのを発見し、芋好きの私はお試しで購入。
う め ぇ…!!!
優しいお芋の風味はもちろん、最初はカッチカチなのに次第に柔らかくなる食感もたまりません。
しかし非常に残念ながらこちらの商品、販売時期は秋~冬の間だけだそうで。
春がきたら、私はいも飴の禁断症状に苦しむに違いありません。
フエキくん綿棒
・一本一本励ましてくれる
・ゆくゆくは小物入れとして活躍予定
近所のお土産物屋さんで発見し、観光客でもないのに購入したフエキくんパッケージの綿棒セットです。
そもそも疑問なのですが、フエキくんグッズってお土産物屋さんにあるのが正しいのでしょうか?国民的のりキャラクターではないのでしょうか?謎です…。
まあ些細な疑問はいいとして、こちらの綿棒、パッケージの可愛さだけが取り柄ではありません。
実は、綿棒一本一本に異なる応援メッセージ的なものが書かれています!
なんという遊び心。別名は無駄ともいいますが、そんなとこすら愛おしいです。
全ての綿棒を使い切ったら、小物入れとして使おうと考えています。
2021年に買ってよかったもの:美容編
ネイルシール
・使用方法が簡単
・持ちがいい
爪に貼ってトップコートを塗るだけで、簡単にデザインネイルが楽しめるネイルシールです。
夏になり「サロンなんて絶対行きたくないし、手間をかけてセルフネイル頑張りたくもないけど、ほどほどにフットネイルしたい」と思って買いました。我ながら購入理由がくそです。
ですがこのネイルシール、爆速でネイルが終わって超楽。
軽くサンディングした爪にシールを貼り、トップコートを塗るだけでネイルが完成します。
サンディングとトップコートさえちゃんとやれば、平気で1~2週間はきれいな状態が保てるところも優秀。
足ならちょっと失敗してもどうせ誰も真剣に見てないし笑、今後夏のフットはこいつに任せるつもりです。
エイトザタラソのシャンプー
・香りが強すぎない
・シャンプー中もきしまない
合成着色料や無鉱物油を使っていない、ちょっとだけお高いシャンプーです。
そもそもお風呂が嫌いな私は、当然シャンプーやボディソープにもこだわりなんて存在せず「汚れが落ちれば何でもおっけー」と考えるタイプ。
しかし、老化でしょうか。今まで使っていたお安いシャンプーを使うと頭皮が乾燥するようになりました。
その後は乾燥による痒みが起こり、頭を搔くことで頭皮が荒れるというデススパイラルに突入。
シャンプージプシーと化した私は自らの頭皮を守るため、各メーカーが販売しているトライアルサイズのシャンプーを買い漁りました。
そして各社比較した結果、使用1回目から大きく症状を落ち着けてくれたのがこのエイトザタラソのシャンプーだったのです。
髪が劇的にサラサラになった!とは正直思いませんが、きしんでパサパサになった!とも感じないので、頭皮のためにも引き続き愛用します。
アイグロウジェム
・程よいラメ感
・圧倒的にくずれない
もはや有名過ぎて今さら感すらある(かもしれない)、アイシャドウです。
正直あまり外に出ない&わりとどこでもすっぴんで行くので、メイクは滅多にしないのですが、数少ない「メイクデー」に備えて買ってみました。
ちなみに私が買ったのは、PK880というローズパープルっぽい色です。こんな感じ。
ゴテゴテにピンク!紫!という感じではなく、使いやすいブラウンを含んだニュアンスカラー。
指にとって直接ポンポンとつけるので、メイクがそんなに上手ではない私でも簡単に濃淡調節できます。
パウダータイプよりもヨレや崩れに強いので、メイク直しもほぼ必要ありません。
2021年読んでよかった本
紹介する本はあくまで「2021年に私が出会って読んだ本」であり、2021年初版の本ではありません。
私の人間性を表すが如く「王道ハッピーもの」はないのですが、漫画1作、活字4作を紹介します。
2021年に読んでよかった漫画
失踪日記/吾妻ひでお
「精神的に追い詰められた漫画家が、全て投げだして失踪する話」です。
実際に作者が経験した、失踪や自殺未遂、路上生活、アルコール中毒などの体験をもとに描かれたコミックエッセイ。
テーマこそ暗いものの、可愛い絵柄とエンタメ性あふれる作品テンポのおかげで、最後まで明るく読み進められます。
読んで大爆笑できる作品ではありませんが、読んでいるうちに「人は案外しぶといものだな」とも思え、何となく読後スッキリした気持ちになれるところがお気に入りです。
ちなみに2021年は他にも新しい漫画を何作か読んだのですが、個人的ヒット作に巡り会えず、読んでよかったと思える漫画はこの1作だけでした。
2021年に読んでよかった本
消滅世界/村田沙耶香
「人工授精で子供を産むのが当たり前となった、狂った世界の話」です。
夫婦であってもセックスする人はほとんどおらず、セックスは「名前は知ってるけどやったことのないもの」として世界に浸透しています。
そんな中、タブー視されている両親のセックスにより生まれた女性主人公。
主人公は自分の出生に後ろめたさを持ったまま大人になり結婚しますが、夫とはお互いに納得してプラトニックな関係を維持します。
その後、主人公は夫とともに「家族個体」ではなく「社会全体」で子供を育てる実験都市に移住しますが…
的なのが、簡単なストーリーです。
世界観としては究極に気持ち悪くカオスなのですが、ところどころに「現代社会を煮詰めるとこうなるのかも?」と思える箇所があり、面白くて一気読みしてしまいました。
そしてラストは、読後引きずるほどの“気持ち悪さ”が待ち構えています。
ピアッシング/村上龍
「病んだ男女がヤるだ殺られるだ?する話」です。
殺人衝動を持つ男性と自殺願望を持つホテトル嬢が出会い、お互いぐっちゃぐちゃになりながら傷つけあうサイコスリラー。
バイト先のラブホになぜか置いてあり、了承を得て借り帰った一冊。一体誰の趣味なのだろう…。
はるか昔、同じ作者の別作品を図書室で読んだことがあり、その時はぶっちゃけ「ふーん?そんな面白くない」が感想だったのですが、今回はとても興味深く読めました。
起承転結がどうというよりも、感情の渦のようなものに飲み込まれそうになる作品です。
2人がぐっちゃぐちゃになり狂い合う様は間違いなく悲劇なのですがどこか滑稽さもあり、読み終わってみればちょっとした喜劇のようにも思えます。
月と蟹/道尾秀介
「鬱屈したものを抱える子供たちが、ヤドカリいじめとも取れる行為で神に祈る話」です。
最初は遊び半分で始めたヤドカリを使った「ごっこ遊び」に、いつしかムリヤリ意味をこじつけ、少年たちは自分たちに襲い掛かってくる理不尽を解消しようとします。
少年少女にスポットが当たった作品ですが、彼らの世界にも大人の世界に通じる「生きる虚しさ」があり、自然と世界観に引き込まれました。
ですが、自分が中学生くらいのときに出会えていれば、閉鎖的かつろくでもない少年時代を過ごす作中の彼らに自分を重ねて、さらにのめり込めたとも思います。
ぶっちゃけ面白いと思ったのは物語の中盤から終盤に差し掛かる頃までで、ラストは少し物足りなかったのですが、人によって評価が大きく分かれそうな本だったので紹介しました。
池袋母子餓死日記全文
「池袋に住む母子が餓死するまでの日記」です。
年金で暮らす母親と中年の息子が無茶としか思えない極貧生活を送り、最後は餓死により亡くなるというどこにも救いがない一冊。
ちなみにこの本は、読後あまりにもスッキリせず、初めて書評?ブログのようなものを書くきっかけをくれました。
読むたびに何とも言えない重い気持ちに苛まれるのですが、それでも時折思い出したかのようにペラペラ開いてしまう、不思議な本です。
2021年買ってよかったもの&読んでよかった本まとめ
相変わらず大したものは買っていませんが、個人的には今年も良い買い物ができた一年でした。
今年はブログ読者様とのLINEもスタートし、読んでいる本を聞かれることが増えたので、今回からは面白かった本も紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
本棚を他人に見られるのは、全裸を見られるよりも恥ずかしいと考えるタイプなので、少しそわそわします。
ちなみにブログでは紹介しませんでしたが、今年は家電クラッシュイヤーだったようで、冷蔵庫と掃除機がほぼ同時期に壊れ買い替えるという、救急車を呼びたいほどの痛手を負いました。
買ったものと一緒に1年を振り返るブログは書いていて楽しいので、ぜひ来年も書こうと思います。
んじゃまた。