生きにくさは嫌いなものの多さに比例する

日記
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近ごろは、夢見が悪いです。

よく母親の夢を見たり、人(誰かはわからない)を殺す夢を見たりします。

人を殺す夢に至っては、殺した後「何とかして隠し通さなきゃ」と完全犯罪を企てており、起きてからも「私ってやつは、夢の中でまでまじろくでもない……」と軽く落ち込みました。

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「嫌なもの」が多かった母

母の夢を頻繁に見ることで、最近はよく母を思い出すようになりました。

母と一緒に暮らしたのは片手で数えられるくらいの年月で、その後長らく会っていないので現在の様子は知りません。たぶん生きてはいると思います。


私の記憶だと母は「自分ルール」みたいなものがたくさんあって、あれは嫌だ、これはダメと自己主張が激しい人です。

たとえば、食べ物や人の選り好みは当たり前。他にも、日中に出かけるのは日に焼けるから嫌だ。サプライズプレゼントは自分の好みに反するものが届くから嫌だ。土埃にまみれた服を洗いたくないから体育の授業は出ちゃダメなどなど。

「自分なりのこだわり」は誰しも一つや二つ持っているものだと思いますが、母は誰にでも自分のこだわりを貫き通すので、母が人と交流しているシーンに遭遇すると私は子どもながらによくヒヤヒヤしました。

そして私のヒヤヒヤもむなしく、母はしょっちゅう女友達と喧嘩をしては絶交し、交際している男からは「わがまますぎて付き合いきれねぇよ」と振られていました。当然だ。

先日の夢の中でも母は「あれは嫌だ、これも嫌だ」と面倒くさい主張を放っており、私はひたすら母が嫌がるものを除外しようと奮闘したり、勝手にヒヤヒヤしたりしていました。

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「嫌いなもの」は少ないほうがいい

子どもの頃はよくわかりませんでしたが、今になって思えば母は相当嫌いなものが多く、それ故に生きにくそうでした。

人間なので好き嫌いはあって当然ですし、嫌いなら嫌いで仕方ありませんが、できることなら「嫌いなもの」は少しずつでも減らしたほうが生きるのが楽だと思います。

「あ、これ嫌いかもな」の時点ですすすーっと距離を取っておけば、大嫌いにまで陥ることってほとんどありません。


とはいえ、早起き、親、虫、人の粗ばかり探す人や押しつけがましい人、夏、イチジク、他にもたくさん……まだまだ私も嫌いなものだらけ。

とりあえず昨夜は「悪い夢ばかり見るから」という理由で睡眠を嫌いにならないよう、少しでもいい夢を見るべく寝落ちるギリギリまで好物のすき焼きの写真を眺めました

…ら、今朝は体中に大量の木の葉をつけた、見たことないもふもふの生き物を体重測定する夢を見ました。思考回路ままならなさすぎ。


んじゃまた。